ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

誰に会ったらびっくりするか

「ぎゃー!」

という声があべのキューズモールの中に響き渡って、どうも有名人がいたようです。そんでもって、女性が「ぎゃー!」と叫んだと。えらいことです。

というわけで、目の前に急に誰かが現れたとして「ぎゃー!」と叫ぶぐらいの人って誰だろうと思ったわけです。私のひい婆さんが目の前に現れたら「ぎゃー!」と叫ぶかもしれませんが、それは別の意味で「ぎゃー!」。すでに何十年も前にお亡くなりになっていますから。

ひい婆さんが住んでいた家に一度だけ泊まったことがあるのですが、どういうシチュエーションだったかはさっぱり覚えていません。ただ、部屋に飾っているモナリザの絵がめっちょこ怖くて泣きそうだったのだけは覚えています。モナリザの絵って、なんであんなに怖いんでしょう。ていうか、ひい婆さんがなぜ、モナリザの絵を飾っていたのでしょう。よくわかりません。モナリザが好きだったんでしょうか、そんな西洋画が好きだったとか、聞いたこともありません。

慣れない家で、しかも古い家ですよ、夜になると暗くて怖いんです。そんな家にモナリザですからねぇ、もう怖がらせようとして飾っていたとしか思えないんですが、目の前にひい婆さんが出てきたら、とりあえずあのモナリザの絵はなんだったんだ?と問いたださねばならないと思っています。

あと、水道のひねるところが変な形をしていて怖かったです。ひい婆さんの顔も覚えていないのに、モナリザの絵と水道のひねるところが変な形をしていたことだけは覚えているので、よっぽどだったのでしょう。よくわかりませんが。

というわけで、生きている人限定で、誰が目の前に来たら「ぎゃー!」と叫ぶかを考えてみようと思います。

広末涼子だ。

叫ぶと思う。どういう理由で叫ぶのかはわからないけれど、本能で叫んでしまいそうな気がする。たぶん、恐れ多くて何も話もできないと思いますが「頑張ってください!」と言いそうな気がする。何を、どう、頑張れというのか、さっぱりわからないし、初めて会った人からいきなり「頑張れ」と言われても、それは広末涼子にとって無意味なことでしかないのは承知のうえで、全力を振り絞って口にできる言葉がたぶん「頑張ってください!」ではないかなと思うのです。

突然、赤の他人が目の前にやってきて「頑張ってください!」と言われて、どう思うかですよね。意識高い系の人なら「頑張ります!」と言うのかもしれませんが、私なら「は、はぁ……」とドギマギするだけだと思います。ドギマギしますので、私に会っても頑張ってくださいとは言わないでください。合掌。

何して遊んだ?

今週のお題「何して遊んだ?」

ファミコンっすよ!ファミコン!!

五十連打でアクセルボタンを叩き続けることによって、加速に加速が加わってF1にマッハを超えさせたりしてました。ゼビウス魔の二千機攻撃を阿修羅乱れ打ちで乗り越えました。ブラスターとザッパーを打ち続けることによってソルバルウの周りにバリアーができるんです。ギャラクシアンに至っては、足で五十連打しましたからね。ギャラクシアンのミサイルって画面に1つしか出ないはずなんですが、そんなことは無視です。バンゲリングベイでは海の上でコントローラーの上下左右のボタンを連打して、ヘリを回転させて、バンゲリング帝王の顔と戦う羽目になりました。

と、このように『ファミコンロッキー』という漫画がむちゃくちゃすぎるぐらい、ファミコンで遊んだわけです。

もう少し『ファミコンロッキー』の話を続けますが、この漫画、コロコロコミックに連載していたファミコン漫画で、やけにお色気シーンが多く、ファミプロ(!)の妹が誘拐されて、下着姿で縄で縛られちゃいますからね。パンチラは当たり前だし、水着も当たり前だし、小学生なのにスタイルめちょんこいいし、特に初期の頃はいつ乳を放り出すかの瀬戸際みたいな勢いでした。後期になり、若干落ち着きましたけどね。

最後の話では、主人公・ロッキーの目が見えなくなり、耳も聞こえなくなり、血まみれになって倒れて「お…、おれはなにをやっているんだ…。」と呟くのですが、あえてオブラートにも包まず、批判覚悟で言いますが、たかがファミコンごときで何をやっているんだと思いました。もはや、遊びではない。

最終的には、ロッキーがアメリカに行って終わるんですけど……

「いま国際ファミコン協会はゲーム界発展のため世界各国から代表選手を選抜している!かれらの知識、テクニック、そしてパワーをあすのファミコン界のために役だてようというのだ!!そしてその日本代表として勇気くん、きみが選ばれたんだ!!」という熱いセリフが全てを物語るわけです。どこをどうツッコミ入れていいのかさっぱりわからないところがすごい。あすのファミコン界が後年、プレイステーションに蹂躙されたという事実をどう説明すればよいのやら。

今週のお題は「何して遊んだ?」ですが、このように熱くファミコンで遊んでいたわけです。ファミコンロッキーごっこもしましたが、さすがに50連打はムリでした。16連打もムリでしたね。高橋名人に、とあるイベント会場でお会いしたことはあります。いまだに自慢だったりします。以上、今週のお題ネタでした。合掌。

耳をすませまくり3

もはや、ぐわぐわ団定番の「耳をすませば」ネタです。じいさんが月島雫の歌の途中から演奏に入ってきて、わーきゃーしたあとのセリフ。

「好きなひとが、できました。」じゃないですが、仲良くしてもらいたいものです。合掌。

日米首脳怪談

いくらなんでも無理があります。与太話にしろ限界というものがありまして、とてもじゃないですが日米首脳怪談で文章を書けと言われても、ひゅーどろどろどろ……で、おしまいですよ。稲川淳二が1,000人いても無理。いや、1,000人いてたらちょっと怖いかもしれない。同じ顔でね、同じ背格好で、同じ人が、同じ話をするの。合唱ならぬ、合怪談。なんじゃそりゃ。怪談なんてものは、一人のひとがじんわりと話をするから怖いのであって、舞台の上で1,000人一斉に「まんじゅうこわい」なんて言いだしても、たぶん別の意味で怖いかもしれないけれど、怖くはないと思います。「まんじゅうこわい」は怪談じゃなくて落語ですけどね。

前々から思っていたのですが「首脳」という言葉、ちょっと怖いですよね。だって、脳みそですよ。グラディウスというゲームのラスボスが脳みそなんですけど、気持ち悪かったです。私の頭の中にも脳みそが入っていると思うと、それはそれで、なんだかじんわりとするのです。しわしわのよくわからんのが頭の中に入っているのです。……入っていると思いますよ。レントゲンやCTを撮ったことがないので、入っている可能性は否定できないのですが、そういや「あなたの頭の中には脳みそが入っています!」と医者に言われたことがない。私に脳みそが入っているのでしょうか?と医者に聞いたこともなければ、セカンド・オピニオンを求めたこともない。

実に危険な状況ですよね。頭に脳みそが入っているかどうか、わからないのですから。でも、残念なことに「脳みそがきちんと入っているかどうか、ちゃんと確認してください!」と病院に駆け込んだとしても、脳外科に通される可能性というのは非常に低いわけです。脳外科の先生ではなく、別の先生に診断されるのがオチです。

というわけで、日米首脳怪談というタイトルで文章を書こうと頑張ってみたところ、なぜか脳みそがあるのかどうかを調べましょうという変な展開になってしまいました。せっかくなので、もう少し続けますが、頭蓋骨がやけに分厚くて、脳みそが少ししか入っていないという可能性もあるわけです。逆に、頭蓋骨がめっちょこ薄くて、脳みそがたっぷり入っている可能性もあるわけです。だからどうしたという話です。脳みそがたくさん入っているか、入っていないかで頭の良さが決まるわけでもないようですので、みなさん頑張りましょう。合掌。

置かれた場所で咲かない

『置かれた場所で咲きなさい』という本が売られています。読んでないんですけど、文字面だけ見ても実にもんにょりするので、そのもんにょり具合を文章にしてしまおうという話です。せっかくなのでAmazonのリンクを張っておきましょう、『巨泉の使える英語』の。

巨泉の使える英語―学校では絶対に教えない英会話革命

巨泉の使える英語―学校では絶対に教えない英会話革命

 

というわけで、『置かれた場所で咲きなさい』の話にいくまえに、風邪薬コンタックのCMに出ている広瀬すずがめっちょこかわいいという話を。

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「秘密兵器」篇のショートボブの広瀬すずが、なぜかめちょんこかわいいのでおすすめです。何がどうおすすめなのかは知らない。とにかくおすすめ。

話がそれました。『置かれた場所で咲きなさい』の話です。

置かれた場所がどこであれ頑張りなさい、というのが『置かれた場所で咲きなさい』の趣旨のようです。溶鉱炉の中に置かれたら咲こうにも咲けないと思うのですが、それでも咲けとおっしゃるようです。ターミネーターですら"I'll be back."と言い残して溶けた溶鉱炉、そんなところでも置かれた以上は咲かねばならぬのです。実につらい。

Amazonの☆1つのレビューをざーっと流し読みしていると、そのレビューのほうが役に立ちそうな話が満載なので、とりあえず☆1つレビューを読んでいただいたほうがよいのではないかと思います。職場で苦しくて上司に相談したらこの本を渡されて吐いたとか、そりゃそうだよなとしか思えないエピソード満載。もっと苦しめ!と宣告されたようなものですからね。そんな恨みつらみが今なら40本、Amazonのレビューですので、無料で読むことができます。実に素晴らしい。

そもそも、「〜しなさい」系の本が嫌いなんですよね。好きなようにさせてもらいたいのです。あなたのご意見はきちんと拝聴致しますゆえ、こちらで判断させていただきとう存じますなのです。上から「〜しなさい」と言われても、納得できなければ心は動きません。昔はこんなに大変だったのよ、私はこんなに苦労したのよ、だからあなたもできるはずなのよ、だから置かれた場所で咲きなさいと言われても、そんなことは知ったことではありません。あなたはあなた、私は私、広瀬すずは広瀬すずなのです。広瀬すずに言われたら心が動くと思います。ひどい結論。合掌。