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動物図鑑

『植物図鑑』という映画がランキングで1位に入っているようです。行き倒れのイケメンを拾ってきて、すったもんだでハッピーエンドという感じでしょうか。観てもいないのにぐちゃぐちゃと書くのはどうかと思いつつも、とりあえず行き倒れていたのがイケメンだったからよかったようなものの、行き倒れていたのがぐしゃっとしたおっさんだったら、ヒロインが横をそーっと通り過ぎて、すったもんだもなく終了でしょう。

結局、この世の中イケメンが得をするということなのです。イケメンだったら映画で主役を張るような素敵な女性のマンションに転がり込んで、そのまま居着くことも可能であるというのに、イケメン以外のほぼ大多数の男性は、行き倒れてたら連れて行かれるところは留置所ですよ。この格差は如何ともしがたいのであります。

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ヒロインとイケメンが河原で植物採集をしていたから映画のタイトルが「植物図鑑」になったようですが、拾ったのがイケメンではなくアフリカの原住民で、サバンナで狩りをするようになれば映画のタイトルは「動物図鑑」になっていたのです。だからなんなんだという話ですよ。

そういえば、NHKの「ダーウィンが来た!」という番組で、ツァボというめちょんこ暑い地域に住むライオンは、暑さ対策でオスのたてがみがなくなっててハゲ散らかしてたり、一匹で狩りをしちゃったり、雨季にどでかいバッファローを狩る時だけ、息子たちが帰ってきて、一緒に狩りをしたりするとかで、本来のライオンとは全然違う生活スタイルなんだとか。

「田植えの時だけ息子が帰ってくる農家みたいやね。」

と、相方のお言葉。ライオンなのに農家に例えられるツァボのライオン。なんとも微妙な感じで実に面白かったです。