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くも膜

「くも膜」と聞いてもピンとこない人のほうが多いのではないでしょうか。

上の図は頭の構造になっております。表面には頭皮、その内側に頭蓋骨、硬膜、くも膜、軟膜、そして脳となります。脳はとても大切ですので、頭蓋骨を筆頭に、いろんな膜が脳を守っているのです。

いろんな膜の中で「くも膜」が不憫なのです。「くも膜」だけで語られることはほとんどなく、ほぼ100%「下出血」が付いてくるのです。素敵な夜景を見ながら「君のくも膜は本当に素敵ですね。」とイケメンに言われてのぼせ上がる女性がいてもおかしくないのに、だいたい「くも膜下出血ですね、緊急手術が必要です!」という使われ方しかしないのです。

地元で暮らしている限り「下出血」は必ずといっていいほど付いてきます。悪縁を断ち切るには、東京の大学にでも進学するほかありません。でも、くも膜には脳という大切な家族がいるので、脳を置いて、ひとり進学するわけにもいかないのです。結果、つねに「下出血」に悩まされることになるのです。

一方、軟膜は「下出血」とは仲が良くありません。「軟膜下出血」なんて聞いたことがないでしょう。なぜ「軟膜下出血」がないのかについては、私は医師ではありませんし、毒にも薬にもならない適当なことを書いているだけの一私人ですので、「軟膜下出血」に関してはわかりません。だいたい、頭の構造に関しても、Googleで検索して得た知識だけで、しれっと知ったかぶって書いているだけです。

「私は軟膜下出血から生還したのだ!」という方がいらっしゃれば、それはそれでおめでとうございます。Yahoo!知恵袋で回答を書いていた人が間違えていたという、それだけの話です。

というわけでみなさん、「くも膜下出血」には気を付けましょう。そして「くも膜」そのものを大切にしてあげてください。