ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

大きなことをすればすぐに終わるのに小さなことからコツコツと

藤原鎌足を「ふじわらのかたまり」と覚えてしまったが最後、藤原鎌足は何をした人なのか、そっくり記憶から抜け落ちます。そういう呪いをかけられて数十年。「ふじわらのかたまり」は今も脳の一部でかたまりとなって存在しているのですが、本当に何をした人だったのでしょう。もしかしたら、生きている時から「かたまり〜」といじられていたのかもしれません。いじられキャラだったのでしょうか、藤原鎌足。残念なことです。

小野妹子が男だったとは!と驚くのは誰もが一度は経験することです。二度経験する人は記憶力に問題がありますが、何度でも驚くことができるぶん、うらやましいことかもしれません。人間の幸せというのは、こういうことでも差が生まれます。何度も新鮮に驚くことができるのは、幸せなことだと思います。小野妹子が男の娘だったとは!って、ちょっと違う方向に理解してしまい、そのまま突っ走ることも可能性としては否定できません。残念なことです。

それはそうと、こちらをご覧ください。

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 全部で600近くのごみちゃんを描きました。「写経」ではなく、「写ごみ」という、れっきとした修行です。千日回峰行には遠く及びませんが、「写ごみ」を満行すると、阿闍梨餅(登録商標)になれます。阿闍梨餅はとっても美味しいです。

話がそれました。「写ごみ」を満行したので、相方に見せたんですよ。時間として1時間弱かかったでしょうか、頑張ってごみちゃんを描いて描いて描きまくったのです。そんな努力の結晶をみた相方の一言が。

「なんでこんなことをしたの!」

でした。悪さをした子どもに対して、おかんが放つ第一声第1位「なんでこんなことをしたの!」が、まさか「写ごみ」を満行した阿闍梨餅(登録商標)に対して発せられるなど誰が想像したでしょうか。この世は理不尽です。

あのぎゅうぎゅうの「写ごみ」ですが、パイロットの新作「Juice UP」を使って、手描きでひとつひとつ一生懸命描かせていただきました。大きなことはできませんが、小さなことからコツコツと。大きなごみちゃんを描いておけばすぐに終わりだったのに、なんでまたこんなことになったのか。残念なことです。合掌。

◆阿闍梨餅(登録商標)のサイトはこちらです◆

www.ajyarimochi.com