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時代考証をします

NHK大河ドラマ「真田丸」のオープニングを見ていて、このドラマには時代考証や建築考証、衣裳考証など、いろいろなものを考証している人がいるんだなぁと思いました。その中で、一際目を引くのが風俗考証の文字。ぎょんぎょんに青臭い中学生男子であれば「うおおおおおお!」と大興奮するでしょう。風俗=エロなわけないのですが、中学生男子であれば、風俗=エロでガンギマリなのです。風俗考証なんてお仕事があるなら、中学生男子は万障繰り合わせて就職したいのです。

京都には「風俗博物館」という博物館があります。

www.iz2.or.jp

リンク先を見て頂ければわかりますが、平安時代はどんな生活をしていたのかがわかる博物館です。中学生男子が間違って行ってしまって、しょぼんとしないか心配です。

男子中学生の心配をしていても話が進みませんので、次に行きましょう。NHK大河ドラマ「真田丸」の最後の舞台になる、大阪・天王寺公園の茶臼山近くに大坂夏の陣がどんな戦いだったかを教えてくれる看板があるのですが、拡大して真ん中のあたりの灰色の線をご覧ください。

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なぜか、徳川方と豊臣方の間にJR大阪環状線が走っているのです。本田忠朝の陣のすぐそばには天王寺駅もあります。慶長20年(1615年)に大阪環状線が走っていたとしたら、それはそれで面白いんですけどね。大坂夏の陣の間、運休にでもなったんだろうか?とか、電車の運行に支障が出ないよう、電車が通る間は戦闘が中断されたんだろうか?とか。そもそもJR西日本が黙っちゃいませんよね。線路を挟んで合戦なんてされて、何かあったら大変じゃないですか。振替輸送の費用も馬鹿になりません。大阪市営地下鉄に頭を下げて「またですかぁ、うちもいっぱいいっぱいなんですけどねぇ……」と嫌味を言われるなんて、JR西日本の社員さんにとってはプライドがズタズタになる話です。

実際には、天王寺駅が開業したのが明治22年(1889年)のことですから、大坂夏の陣の時にはまだ、大阪環状線も走ってなければ、天王寺駅もありませんでした。時代考証の結果、この看板には大きな誤りがあるということが判明したのです。

この看板を見て、大坂夏の陣は大阪環状線を挟んで、徳川方155,000の兵と豊臣方55,000の兵が激突したと、間違った覚え方をしないようにしましょう。

ついでに、天王寺公園の近くにある大阪城もどきのところにある石碑もご紹介。「茶臼山歴史について!」やけにビックリマークが多い石碑です。なんじゃこりゃ感は半端ないですが、天王寺周辺に住んでいる人なら誰でも知っていて、何をわざわざ感も半端ないんです。というわけで、時代考証をしてみました。合掌。

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