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亭主関白に関して

亭主関白とは、夫が家庭内で関白のように威張っていることを指します。

関白とは天皇を補佐して政務をつかさどる重職で、本来一番偉いはずの太政大臣より上の位になります。関白より上なんていませんからね、そりゃあもうたいへん偉いのです。偉すぎてまいっちんぐ!なのです。わかりましたね。

とはいえ、全国津々浦々の亭主の人たちが、そこまで偉いはずはありません。そんなたくさん関白がいるのもおかしいのです。

「おたくのご主人は優しそうでいいわねぇ。」

「そんなことはないのよ、実は亭主関白なのよ。」

「関白!天皇を補佐して政務をつかさどってらっしゃるのね!」

なんてことになったら、話がややこしくなります。そこで、威張り方のレベルで適当に位分けをしていったほうがよいのではないかと思うのです。いろいろと異論はあるかと思いますが、あんまり真剣にならないようにお願いいたします。

亭主左大臣:亭主関白よりかは微妙にマシ。

亭主右大臣:亭主関白よりかはちょっとマシ。

亭主大納言:あずき。

亭主中納言:えび。

亭主少納言:清はおにぎりが食べたいんだな。

亭主課長:亭主関白とは比べものにならないぐらいの中間管理職。

亭主補佐:もはや亭主ではない。

あまりにも笑いのレベルが高すぎて、誰もついてこれない高みにまで昇りつめてしまったので、このへんにしておきますが、とにかく亭主関白なんてのは、あまりよろしくないのではないかと思うのです。

ちなみに、太閤というのは、関白の職を子どもや兄弟に譲った人のことです。豊臣秀吉が有名すぎて、太閤=豊臣秀吉のイメージが強いですが、決して太閤=豊臣秀吉というわけではありません。たくさんいる太閤のうちの一人が豊臣秀吉というだけの話です。ご注意ください。

というわけで、亭主関白を子どもや兄弟に譲った場合、亭主太閤になります。もはや、どういう立場なのかさっぱりわかりません。ものすごく威張っている感じもありますが、なぜ威張っているのかもよくわからないところがあります。

えー、亭主少納言の説明がなぜ「清はおにぎりが食べたいんだな。」なのかという話ですが、これはもうレベルが高すぎて説明が必須でしたね。申し訳ありません。少納言で有名なのが紫式部に嫉妬しまくりで有名な清少納言です。「枕草子」で有名ですね。一方、山下清画伯は「裸の大将」というドラマで有名になりました。「お、おにぎりがた、食べたいんだな。」というセリフは当時、誰もが真似して、コンビニのおにぎりが全て売り切れたと言われています。つまり、さきほどの「清はおにぎりが食べたいんだな。」は、清少納言と山下清画伯を融合したネタなわけです。ご理解いただけましたでしょうか。

以上、よろしくお願い申し上げます。合掌。