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冬山で遭難したときの決め台詞に関して

「寝るな!寝たら死ぬぞ!」

冬山で遭難したときによく聞くセリフです。これしかないぐらいに定番のセリフです。よもや「息子のロックをお願いします!」なんてセリフを冬山で遭難した時に聞くはずもなければ、「小さなことからコツコツと!」なんてセリフも聞くはずがありません。どんだけ西川きよしが好きなんだろう……

私は冬山はおろか、夏山ですら登りませんし、天保山登山ですらキツいと感じるアウトドアがアウトの人間ですから、冬山で遭難するわけがないのです。冬山に登れと言われれば、万障繰り合わせて辞退できるように全力を尽くします。たとえ、冬山登山に成功したら「エールフランスで行くフランス・パリ8日間の旅」をプレゼント!と言われようとも、私の心はビクとも動きません。そもそも、8日間も海外に行ってたら、日曜日の朝、プリキュアが観られないじゃないですか。そんなリスクが高いことはしたくありません。

「寝るな!」と言われて、素直に「寝ない」という選択をするとも思えません。そもそも、冬山で寝たら死ぬかもしれませんが、寝ないで睡眠不足になることはお肌に悪いです。化粧のノリが悪くなりますし、吹き出物ができてしまったりします。睡眠不足により、イライラしたり、落ち着かなくなったり、精神面での影響も計り知れません。そんな悪影響があるにも関わらず、ただ死ぬかもしれないというだけで「寝るな!」とはどの口が言うのでしょう。偉そうにするのも大概にしなさいと言いたいですね。

なんだかんだで睡眠不足は身体に悪いのです。睡眠時間が短い人は早死にするという話もよく聞きます。寝ている時間が惜しいと言って睡眠時間を削ることが、結果的に命を削ることになるのです。十分な睡眠が必要なのです。睡眠時間が長い人が長生きしているという統計データもわんさか存在していますし、寝ることは大切なのです。

というわけで、冬山で遭難した時に「寝るな!寝たら死ぬぞ!」と言われた場合に、どのように対処すればいいのでしょう。「死ぬぐらいでガタガタ言うな!起こしたら殺すぞ!」と逆ギレするのもよいでしょう。「練っておいしいねるねるねるね!」と茶化して返事するのもよいでしょう。一番良いのは、冬山に登らないことです。

おうちでおふとんにくるまって、惰眠を貪るほど贅沢なことはありません。なんでわざわざ寒いところに命の危険を冒してまで、冬山に登るのでしょう。「そこに山があるからさ!」と言われたら、「おうちにはおふとんがあるのに!」と言い返しましょう。合掌。