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【素敵ブログ紹介】阪和線の歴史がこんなにおもしろいなんて!

以前、ぐだぐだブログ論を語るなら建設的に素敵ブログを紹介したほうがいいよね〜って自分で書いてて、それをすっかり忘れてて、今さっき思い出して昔の自分は我ながらええコト言ってるなぁとわけのわからない感心をしていたところです。我がことながら頭の中は大丈夫でしょうか、心配になります。

というわけで、今回はBEのぶさんの「昭和考古学とブログエッセイの旅へ」を読んで、こ……これは!ってぐらいに衝撃を受けたので、紹介させてくださいな。

parupuntenobu.hatenablog.jp

好奇心のアンテナを限度いっぱいに広げていると、身近な場所や物でもさりげなく「???」と思う謎があったりします。そして、それそれを掘り下げてみると、意外なものが見つかったりすることがあります。

冒頭の文章からわくわくするのですが、掘り下げる対象が「ホームの幅が狭い」ことと「レールが曲がっている」ということ。これらを「天王寺駅の怪」と称して、どんどん深堀が始まります。普通はホームの幅が狭いなんて意識しません。阪急電車の中津駅ぐらいにホームの幅が狭ければ「狭いなぁ……」と思いますけど……

この、ありえないぐらいにニッチなことをきっかけに、どんどん話がふくらみます。大好きな部分は阪和電鉄の「超特急」のくだり。天王寺〜和歌山を45分で結んでいたという超特急。今、特急くろしおでも41分かかるというのに、どういうこと?って思いますよね。紀州路快速だと1時間13分もかかるんですよ。戦前にそんなスピードで走っていた電車があるなんて!もちろん、「昭和考古学とブログエッセイの旅へ」で、その詳細が事細かに(細かすぎるぐらいに)書かれています。「電車のスピード違反」とか、戦前ってもしかしてむちゃくちゃやんちゃ?

他にも、昭和17年に「戦争してんのに白浜への年間観光客21万人ってどうなってんねん!」と国が激怒とか、戦争中ってもっとどんよりしていて辛い時代だと思っていたのですが、こういう数字を見ると、え?って思ってしまいます。このように数字で時代を見ると全然印象と違うというのはいろいろありそう。戦前のほうが少年犯罪が多かったし、むちゃくちゃだったとかと同じで。

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阪和電鉄のことで話がぶわーっと広がってしまって、先ほどの「天王寺駅の怪」を何も回収しないまま後編に突入。でも、おもしろいからもっともっと!と思ってしまいます。後編は「天王寺駅の怪」の謎を解き、そのまま長滝駅で架線柱の話につながります。架線柱って、これまた意識したこともないのに、今度長滝駅に行ったら絶対見ようと思いました。見てどうというものでもないのは十分承知の上で。

とにかく圧倒的な熱量でもってガンガン知識を押し込んでくるタイプの記事です。あまりの熱量に目の前で語られたらビビるかもしれないのですが、ありがたいことにブログなので、自分のペースで読むことができるのが幸いです。

私自身、よく天王寺駅を使うので、こういう歴史背景を知っているのと知らないのでは全然見えかたが違いますよね。というわけで、素敵ブログの紹介でした。合掌。 

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