ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

非常の際には、ここを破って隣戸へ避難できます

マンションで暮らしているとわかると思うのですが、ベランダにあるコレ。

タイガーマスクのようにローリングソバットができれば蹴破ることも可能でしょう。蝶野正洋のようにケンカキックができれば蹴破ることも可能でしょう。武藤敬司のようにシャイニングウィザードができれば膝でぶち破ることも可能でしょう。そして、中邑真輔のようにボマイェができれば武藤敬司と同じように膝でぶち破ることも可能でしょう。とはいえ、私はタイガーマスクでもなければ、蝶野正洋でもなければ、武藤敬司でもなければ、中邑真輔でもありません。もちろん、橋本真也のようにミドルキックが打てれば問題はないのですが、それすら怪しいというのが本音です。ここまでの流れ、プロレスを知らなかったらちっとも面白くない。

実際のところ、この壁、非常の際にはどうすればいいの?というのが本音だと思います。よもや、正拳突きで割れるとも思えない。結構硬そうだし。実際この壁、材質は薄いコンクリートなんだとか。

そこで、役に立つのがフライパンです。本当に火事になって、このベランダの壁をぶち破って逃げなければいけない時、フライパンが大活躍なのです。とはいえ、フライパンを振り上げて、真正面から打ち込んだら、破片が飛んできて怪我をする可能性もあるのです。というわけで、絵に描いてしまいましたが、まずは壁を背にして立ちます。次に、フライパンの側面が壁に当たるように持ちましょう。フライパンを手に持って、だらんと下げてから、ちょっと前に持ち上げて、足元を通過させるようにフライパンを振り下げます。そして、壁にフライパンをぶち当てましょう。そうしたら壁は割れます。

これなら、プロレスラーでなくても簡単に壁を破ることができます。火事になった時に、蝶野正洋が家にいる可能性はとてつもなく低いですが、フライパンは家にある可能性が高いです。少なくとも、蝶野正洋が家にいる可能性よりフライパンが家にある可能性のほうが高いはずです。たとえ、この文章を読んでいる貴方が蝶野正洋だったとしても、フライパンがある可能性のほうが高いのではないでしょうか。

というわけで、慌てずにフライパンを使って、壁を破りましょう。それより、鉄骨造のマンションというのは、火事になっても、隣に火が燃え移るなんてことはほとんどないそうです。ただし、煙は怖いので、タオルなりを使って、口と鼻を覆うようにして、ゆっくりと避難すれば大丈夫。でも、まずは火の用心。気をつけましょう。合掌。