ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

お葬式の流れ

お葬式の司会進行の人の話し方がものすごく独特で、モノマネできたらウケるかな?とめっちょこ不謹慎なことを考えていました。申し訳ございません。

決して感情を表に出さず、淡々と、独特の抑揚でもって、粛々と司会をされているのですが、どの司会者の方もだいたい同じなので、マニュアルみたいなものがあるのかもしれません。一子相伝で受け継がれている何かがあるのかもしれませんが、厳密に言うと一子相伝じゃないことは確かです。

お葬式が始まると、司会者の人が「本日は故人のためにようこそいらっしゃいました!まことにありがとうございます。席は先着順となっておりますので、どうぞ前の方から順に詰めてお座りください。まもなく開演です。」こんな感じで始まるわけですね。そして時間になると、音楽がじゃじゃーんとなるわけです。橋本真也のテーマソング「爆勝宣言」あたりがちょうどいいのですが、長州力のテーマソング「パワーホール」も捨てがたいところです。このへんは好みの問題ですので、お好きにどうぞ。

「故人、入場!」

ばーん!と会場後ろの扉が開いて、三角形の何かを頭につけて白装束を身にまとった故人が会場入りするわけです。そして、棺桶に入る。

そのあとは、お坊さんが来て、お経をあげて、お焼香をするわけですね。お焼香の時に司会進行の人が暇つぶしに電報を読み上げるわけです。

「えー、ドラえもん電報で頂きました。ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。」

「次は……キティちゃん電報ですね。いろんな電報があるんですねぇ。それでは読み上げさせて頂きます。ご訃報に接し、心から哀悼の意を表します。安らかにご永眠されま すようお祈りいたします。」

こんな感じでずんずんと電報が読まれるわけです。その後はまあ、なんだかんだで適当にお開きです。お疲れ様でした。

ちなみに、お香典は19,800円!とかです。分割払いも可!金利手数料は故人が負担してくれますので安心です。

お葬式に出席したことがない人のために、お葬式のだいたいの流れを解説しておきました。ハイライトは「故人、入場!」のシーンとなりますので、ここはひとつ遅れないようにしましょう。宗派によってはケーキ入刀とかいろいろあるのですが、そんなに大きく違うことはないようです。

最近は生前葬というのも流行っているようですが、生きている人が生きる前にお葬式をするというのはとどのつまり、どういうこっちゃと思いました。合掌。