ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

インテリジェンスな話をします

インテリジェンスな話をします。インテリジェンキンスではありません。もちろん、ジェンキンスさんがインテリではないと言っているのではありません。ただし、ジェンキンスさんがインテリかどうかは面識がないので良くわかりません。ジェンキンスさんが誰なのか知らない人は各自調べましょう。

「こんなことは誰でも知っているはず」

こんな思い込みはありませんか?意外と自分の知っていることを他人は知らないのです。

例えば、何かパスワードを入力するところで「何度やってもパスワードが通らない!おかしい!」と騒いでいる人のキーボードをチラッと見たらCaps Lockオンを示すランプが点いていて、Shiftキーを押しながらCaps Lockキーを押してあげたら「おお!」って驚かれたりするなんてことも。

今でこそいなくなりましたが、Excelの画面をみながらそろばんパチパチしている人とか。オートSUMで合計を出してあげたら「おお!」ってなったり。

ウルトラセブンの第12話「遊星より愛をこめて」が永久欠番になっているなんてことも私としては当たり前の基礎知識だったのですが、もしかしたら違うのかもしれません。内容がちょっと微妙なので詳細は割愛しますが、12話に登場するスペル星人が「ひばくせいじん」と説明されたのを機に、原爆の被爆者を怪獣扱いしたとしてエラい問題になり、以後封印されてしまった経緯があるのです。タブーどころか、こんなん書いてええのかという話なのでついでに書いてしまいますが、東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の犯人・宮崎勤の部屋の中にウルトラセブンの第12話のビデオがあったらしくて、特撮好きの友人が「うらやましい!」と叫んでいました。

とんでもないことに、いまや「遊星から愛をこめて」で動画検索したら、画質こそ最悪ですが、封印されたはずの12話を見ることができます。 空を飛んで逃げるスペル星人をウルトラセブンがアイスラッガーで縦に真っ二つにするシーンも見ることができます。

どろどろついでに「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」のことでも書こうかと思って調べてみたら、今年の10月4日、ついに日本版のDVDが発売されるようです。私が持っているのは海外版のDVDなのですが、これも封印されていて日の目をみることはないんだろうなぁと思っていただけに、今、書いていてびっくりしています。1969年公開の映画が48年の時を経てついにDVDに!って、なんともすごくないですか?

「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」、いろいろとすごい映画なんですが、劇場で公開するとラストシーンで拍手が鳴り止まなくなります。

「おかーさーん!」

最高です。おすすめはしません。合掌。 

江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間 [DVD]

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