ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

デザインについて語る

全くの専門外の分野に対して、知ったかぶりの思いつき、上から目線で好き放題に偉そうに、しかも何となく良いことを言っているつもりになって書くという、誰も得をしない試みです。ご了承ください。

デザインとは「作り手と使い手をつなぐお手伝いをする」ことです。そして、デザイナーというのは「作り手と使い手をつなぐお手伝いをする人」ということになります。デザイナーというと、とにかくパリコレで出てくるような奇抜な服を作る人といった、ものすごいセンスの要る仕事のように思われがちですが、そんなことはありません。

全てのものにデザインが関係してくるのですが、話が大きくなりすぎても困るので、今回はWebデザインに限ってのお話にさせてもらいます。

toyota.jp

日本を代表する車メーカーであるトヨタ自動車のWEBサイトを見てみましょう。トヨタ自動車のWEBサイトを見にくる人というのは、車が欲しいと思っている人です。そんな人のために、商品のラインナップだけではなく、いろんな条件で車を探すツール、販売店検索ツールといった、車を選んで買ってもらうための仕掛けがたくさんあります。

決して「トヨタのホメパゲ!!!あなたは300人目のお客様です!キリ番を踏んだら掲示板へ!隠しリンクを探してね!」とか、どうしようもない情報はひとつもありません。実にスマートです。

車を作っている人と、車を欲しい人をつなぐのがWEBサイトです。その橋渡しをいかにスムーズに行うことができるのか、Webデザインに求められるのはその一点です。だから、奇抜なセンスも必要なければ、高度なテクニックも必要ありません。それよりも、WEBサイトを見にくる人が何を求めているのか、見る側の立場に立って物事を考えられるスキルが求められるのです。わかりやすく言うと、大切なのは相手を思いやる心で御座います。この世は老いも若きも男も女も心の淋しい人ばかり。そんな皆様のココロのスキマを、お埋めします。いいえ、お金は一銭も頂きません。お客様が満足されたらそれが何よりの報酬で御座います。さて、今日のお客様は……

……あれ?

デザインの話をしていたつもりが、いつの間にやらはしご酒……ではなくて、喪黒福造になっていました。しかも、お金は一銭も頂きませんとか勝手に言ってるし。デザインのお仕事をしたら報酬は必ず受け取りましょう。お客様が満足されたらそれが何よりの報酬とか、そんな甘っちょろいことでは世の中を渡っていくことはできません。

本音のところは、デザインのことなどこれっぽっちも知りません。誰か教えてください。合掌。