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露出卿

卿というのは、政治をつかさどる大臣、宰相、三位(さんみ)以上の人のことで、要するにエラい人のことです。貴族に対する敬称だったりもします。パウエル卿とか、そんな感じです。

じゃあ、露出卿とはどういう人なのか。じっくり考えてみようと思ったのですが、あまりにも馬鹿馬鹿しいのでやめました。わざわざ新しく絵を描いたりするのも馬鹿馬鹿しいので、前に描いた絵でお茶を濁すことにしました。

私自身は残念ながら、露出狂に遭遇したことはありません。残念ながらってどういうことだと思いますね。残念ながらではなく、幸運にも、と書くべきところです。わざわざ見たくもない粗末なものを見せられるのは、とても辛いことです。露出狂がダメダメなところは、とにかくぺろーんと見せてくる点です。

露出卿は身分が高く、エラい人ですので、そう易々と露出することはいたしません。紳士ですから、まずは前もって見せてもよいかどうか、きちんと確認をされます。見せたい、見てもよい、双方の同意をもって、契約書を交わしたうえで、しかるべきところで、しかるべき時間に、しかるべき粗末なものを見せるのです。

誰か、叱ってください。

あまりに馬鹿馬鹿しいので、どうしようもなくなっている感じがしますが、もう少し続けます。

露出卿にとって、何が喜びかと言うと、やはり、驚いてもらえるのが一番の喜びではないかと思うのです。

突然ひらめいたのですが、「裸の王様」という話があります。洋服屋が「バカには見えない服です」と言って王様をだまして、王様はすっぽんぽんで街を行進するハメになったというお話ですが、もしかしたら王様はすっぽんぽんで街を行進したくて、洋服屋にだまされたふりをしていたのかもしれません。子どもが「どうして王様は裸なの?」と言ったのを聞いて、自分がだまされていたと気づく王様ですが、もしかしたら「どうして王様は裸なの?」という言葉にものすごくものすごいエクスタシーを感じていたのではないか?と思ったのです。

本当に馬鹿馬鹿しい話ですが、もしかしたら私の説が正しいかもしれません。アンデルセン亡き今、真実は闇に隠されたままです。

裸の王様が確信犯であった以上、裸の大将も確信犯……ではありません。裸の大将に関しては、申し訳ありませんが、そっとしておきましょう。

以上、みなさんの関心の高い露出卿に関して、お話をさせていただきました。また機会があれば是非、よろしくお願い申し上げます。合掌。

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