ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

ザッハトルテ

内容が全くない話を書きます。

写真に写っているのはザッハトルテです。

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こちらの記事ではアンリ・シャルパンティエのザッハトルテを取り上げていますが、今回のザッハトルテはデメルというところのザッハトルテです。ウィーン王宮御用達菓子司だそうです。そして、このザッハトルテですが、めっちょこ甘かったです。お砂糖もミルクも入れない紅茶と一緒に楽しみました。美味しかったです。

三角形のチョコには何か書いてあるのですが、残念ながら英語か何かで書いてあるので読めませんでした。たぶん「明日もお待ちしてます。」ぐらいのことだと思います。天下一品のラーメンみたいに。

ザッハトルテって言葉、ちょっと力強いですよね。最近、やたら語感のことを書いていますが、「ザッ」という音が最初にきて「ハ」と息を吐く言葉で一瞬止まる流れが力強さを醸し出しているような気がします。「ザッハ」の後には「トルテ」とさらっと流れる音なのも、バランスが良くてちょうどいい感じです。お菓子っぽい。これが後ろもこってりだと、お菓子っぽくなくなるのです。「ザッハノストラダムス」だと、なんとなく預言者っぽくないですか。「ザッハザッカーバーグ」だったら、IT企業のトップっぽくなってしまいます。「ザッハスティーブジョブズ」でも同様です。「ザッハ宇野宗佑」だったらなんとなく総理大臣っぽいです。

このように、ザッハトルテという名前が素晴らしいのです。もしこのお菓子が「ザッハ宇野宗佑」だったら、ここまでメジャーなお菓子にはなっていなかったことでしょう。ネーミングというのは大変難しいのです。ぶり返す肛門のかゆみ・痛みに「オシリア」という薬が売られていますが、これもネーミングによる勝利です。

そして、こちらははたはたです。近鉄百貨店の魚売り場で売られていたのですが、店員さんが「高級……はたはたは高級魚じゃないけど、北海道産だから高級なのよ!」とわけのわからない売り方をしていました。たまごが入ってまして、塩焼きにしたんですけど、焼いているうちにたまごがはじけて、なんだかいろいろ大変でした。ぶっちゃけ、たまごには火をがっつり通したほうがいいのかもわからず、「塩焼きが一番美味しいよ!」と言われたので、言われた通りに塩焼きにしたんですが、たまごにちっとも火が通らず、かといって身は焦げはじめるというアンバランスなことで、やはり私にはたはたは難しかったと言わざるを得ません。得ませんと言う言い回しを使うと次に頭に浮かぶ言葉がエマーソン・レイク・アンド・パーマー。合掌。