ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

たくさんの本をだーっと読むよりステキな本を繰り返し読みたい

普段は本を読むのが当たり前な私にとって、気持ちがしんどくなると本が読めなくなると実感したときは「そんなことがあるんだ」と我が事ながら驚いたのですが、当然といえば当然のことで、本を読むのはそこそこ元気でないとダメなのです。

そして、ずーっと本を読むわけにもいかず、お仕事に行ったり、ごはんを食べたり、なんやかんやしていると、本を読む時間というのは限られてくるのです。

本屋さんに行けばわかることですが、目の前にある本全てを読むなんて絶対ムリです。この世の中にある全ての本を読むなんてできるはずがありません。速読ができたらと思わなくもないのですが、びょんびょんページをめくって数分で「はい、読めた!」みたいなのは「本当にそんなことできるの?」という気持ちがどこかにあります。

元気でないと本は読めないし、読めるとしても限界があるので、タイトルにも書いたとおり、たくさんの本をだーっと読むよりステキな本を繰り返し読みたいと思うのです。

というわけで、私が繰り返し読んでいる本です。ぐわぐわ団で何度も取り上げている中島らもの「超老伝〜カポエラをする人」、私の思考の基礎となっている「細野真宏の数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本!」、そして最近読み返してみて、この本は何度でも読む価値があると再認識したのが「投資家が「お金」よりも大切にしていること」です。

特に最後に紹介した「投資家が「お金」よりも大切にしていること」は、お金とは何かがよくわかる、ものすごくステキな本です。

「人は、ただ生きているだけで価値がある」

お金の本を読んでいて、こんな言葉に巡りあえるとは思いませんでした。しかも、きれいごとでもなければ、スピリチュアルな話でもありません。あくまでお金の話として、人は生きているだけで価値があることがこの本を読むとよくわかります。

そして、お金儲けが決して悪いことではないことや、投資とは一体なんなのか、実にわかりやすく書かれていて、本当にステキな本です。

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)

 

すでに書かれてから5年も経っているのですが、内容はちっとも色あせていませんし、逆に今だからこそ読んでおいてもらいたいと思う内容です。みんながお金に対して、きちんとした考えを持てば、世の中が少しずつでも良くなるんじゃないかなと思うのです。

本を紹介するのって実はとても難しくて「せっかく読んでもらっても、つまらないと思うかも……」みたいな不安がつきまとうのですが、上で紹介した3冊は本当にオススメですので、読む本がないときには是非。合掌。