ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

泥棒は嘘つきの終わり

最近、とんと泥棒を見なくなりました。

ほっかむりをして、唐草模様の袋を背中にしょって、こっそり家に忍び込んでモノを盗んでいく、あの泥棒です。泥棒の生息数が少なくなっているせいか、警察官と追いかけっこするなんて光景もとんと見なくなりました。

「嘘つきは泥棒の始まり」とよく言いますが、「泥棒は嘘つきの終わり」とは耳にしません。嘘つきが泥棒になるのであれば、逆もしかりで、泥棒は嘘つきの終わりと言えなくもありません。しかし、実際は「泥棒は嘘つきの終わり」かどうかは怪しいものです。

今の世の中において、嘘をついたら泥棒になるのであれば、ほぼ全ての人が泥棒になるのではないでしょうか。

「あの葉っぱが散ったら、私の命も散るのね」

と言った少女のために、壁に嘘の葉っぱを描いた画家は泥棒になる前に死んでしまいましたが、O・ヘンリーはそのあたり、どう考えているのでしょうか。

ドビュッシーは「芸術とは、最も美しい嘘のことである。」と言いました。これはもうエラいことで、芸術が嘘ということであれば、芸術が泥棒の始まりとなってしまいます。芸術大学が怒って訴訟にまで発展することになるやもしれません。ドビュッシーはそのあたり、どう考えているのでしょうか。

世界一美しい嘘

世界一美しい嘘

  • アーティスト: 井上実香,門谷憲二,紙中礼子,川村栄二
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2008/01/23
  • メディア: CD
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こちらは「世界一美しい嘘」というCDですが、なぜかジャケットには「逃げる月」と書かれています。調べてみたところ、「逃げる月 (cw 世界一美しい嘘)」が正しい名称のようです。なんだかよくわかりません。

それよりも、「cw」が気になるんですね。シーとダブリューが並ぶと、次に続く言葉は必ず「ニコル」でしかないのです。「cw 世界一美しい嘘 ニコル」と脳内では変換されてしまいます。なんのことだかわからない人はこちらの本をご覧ください。

誇り高き日本人でいたい

誇り高き日本人でいたい

 

なんとなくマサ斎藤を彷彿とさせるルックスで有名なC・W .ニコルです。合掌。 

【M&A】「のれん」が大変なことになる

のれんというのは、日本の会計基準では最長20年で焼却していくのですが、国際会計基準(IFRS)では、今まで焼却しなくてもよかったのです。

それはもう当然のことで、焼却なんかしてしまうと燃えてなくなってしまうのです。

「いよっ、今日もやってるね」

と言いながらのれんをくぐると、なんとなく通っぽいのですが、残念ながら私はそのような行きつけの店というものがありません。

高校生の頃は行きつけの薬局があって、毎日立ち寄っては栄養ドリンクを買って飲んだくれるという素行がいいんだか、悪いんだか、さっぱりわからぬ青春時代を過ごしたものです。別に体育会系のクラブに入っていたわけではありません。ただ、なんとなく栄養が欲しくて、薬局に通っていたのです。

冗談はこのくらいにして、のれんに関しての会計基準の変更というのは、9月14日の日経新聞の1面に載っていたニュースなのですが、結構大きなニュースです。なんといっても、日経新聞の1面に載っているぐらいですから、大きなニュースと言えないこともないと思います。過去において、大阪スポーツの1面で「マイケルジャクソン、鼻もげた」という記事が掲載され、かなりの物議を醸しましたが、それぐらいにものすごいことだという認識なのです。知識をひけらかすようで申し訳ないのですが、知らない人も多いと思いますので書いておきますと、新聞の1面に載っている記事は得てして大きいニュースであるということを知っておいて損はありません。

せっかくなので、のれんとは何か説明しておきます。例えば、とある会社を買ったとします。会社の持っているものを全部片っ端から売ったら1000万円になるとして、この会社を1500万円で買い取ったら、1500万円から資産分1000万円を引いた500万円をのれんと言います。どうして1000万円の会社を1500万円で買うかというと、ブランドとか、販路とか、ノウハウとか、目に見えない付加価値がいろいろとあるからです。

話がややこしくなるので、のれんの話は置いておいて、稀勢の里の下の名前は「寛」で、「ゆたか」と読むことを覚えておきましょう。合掌。

おみやげ問題

やままさんのブログの記事を拝読し、考えたことを少々。

yamama48.hatenablog.com

はてなブックマークに「「旅行楽しかったよー」とニコニコして帰ってくるのが一番のおみやげですよね!」と書きそうになって、はたと気がついたのですが、私はくまのプーさんではないのですから、こんなピュアな意見を書いたところで「そりゃそうかもしれないけどさぁ……」ぐらいにしかならないのです。

この前、旅行ではないのですが、東京まで遠出したときに、私自身もおみやげ問題に直面したのです。

相方に頼まれていた「シウマイ弁当」だけは買いましたが、結局おみやげは買いませんでした。ただでさえ荷物が多いのです。おみやげを買ったとしても、私はアシュラマンではないので、持つ手が足りません。おみやげを買うというのは、根本的に無理な話なのです。

アシュラマンを知らない人は、ゆでたまごの漫画『キン肉マン』およびその続編『キン肉マンII世』に出てきますので、ぜひご覧ください。腕が6本あります。アシュラマンなら、おみやげをたくさん買っても大丈夫でしょう。ちなみに、ファミコンの『キン肉マン マッスルタッグマッチ』のアシュラマンの特徴は「足が速い」なのですが、原作でそんな設定あったかな?と今、考えているところです。

アシュラマンの話はともかくとして、「旅行に行ってきたよー」と言った後に「おみやげは?」とプレッシャーをかけてくる人たちがいるのです。そんな人たちには「私がニコニコして帰ってくるのが一番のおみやげよね!」と言ったところで、「は?」と思われるに決まっているのです。

もちろん、みんながそんな人というわけではないですし、もしかしたら自分が考えている以上に「おみやげは?」と考える人は少ないのかもしれませんが、ついつい「おみやげは?」と思っているんだろうな〜とネガティブに考えてしまうのです。それはもう仕方のないことだと思うのです。

結局、「旅行に行ってきた」と伝えるのは、おみやげを渡さなくても大丈夫な、本当に親しい人だけにして、中途半端な関係の人たちには「家の近くのスーパー玉出*1に行ってきた」ぐらいでいいのではないかと思うのです。さすがに、スーパー玉出に行ってきたからといって、おみやげを要求されることはないと思うので。

考えたことは以上です。合掌。

*1:大阪にあるわけのわからんスーパーマーケット。ネオンがギラギラで、社長がCMに出て、1円セールをしまくる、大阪らしいと言えば大阪らしいお店。近々身売りするらしいですが……

かかとの痛い私が大阪検定を受けることになった話

朝、目が覚めたら右足のかかとが痛い。足の指に激痛が走るというのであれば痛風だと納得もできるのですが、かかとに鈍痛なので、痛風とは違う。どのぐらい痛いかというと、体重をかけると、痛いんだけど死にはしない、ぐらいの痛みが走るのです。そして、体重さえかけなければ、それほど痛みに悶え苦しむわけでもないので、結果的にはつま先で歩くような格好になり、意図せず忍者が一人できあがったことになります。

そんな、かかとが痛くて忍者のように歩く私は、帰りにドラッグストアでロキソニンテープを買いました。薬剤師さんに説明を受けねばならんという例のアレです。「どこが痛いんですの?」「はあ、かかとが……」「かかと!かかとが痛い人もいるって聞いたことがあるわ」「(今、私が言いましたが)そうですか……」「あんまり痛かったら病院に行ったほうがいいですよ」「わかりました」といった、大して意味のない会話をし、無事ロキソニンテープを手に入れました。

ついでに「たべっ子どうぶつビスケット みんなでハロウィン」というお菓子も買いました。よく、ドラッグストアの店頭で採算度外視で客寄せのために売られているお菓子なのですが、そんな販売戦略はともかくとして、やたらと「たべっ子どうぶつ みんなでハロウィン」が大きくて、ロキソニンテープと一緒に袋に入れてくれるわけですが、レジを打ってくれた薬剤師さんがえらい難儀しておられました。じゃがりこぐらいにしておけばいいのに、こんなに大きいものを一緒に買おうとするから大変なことになるのだと思いつつ、とにかく四苦八苦して袋詰めをしてくれました。ありがたいことです。

このドラッグストアの薬剤師さん、やたらとビタミン剤を勧めてくるので、いつも話半分に聞いているのですが、今回はビタミン剤のおすすめには至りませんでした。「たべっ子どうぶつ みんなでハロウィン」で十分な栄養を補給できるとふんだのかもしれません。それはそれで、実にありがたいことです。

そんな私が、なぜか大阪検定を受けねばならないことになり、教科書と問題集を買ってきました。初級なので4択問題のようです。

まだ、本を開いてもいないので何とも言えないのですが、馬渕生活館の家賃はいくらであったかとか、あいりん労働福祉センターの食堂の営業時間とか、闇の深い問題であればいくらでも勉強する気になるのですが、おそらくあっけらかんとした平々凡々な問題ばかりなのでしょう。まかり間違っても飛田新地の20分の相場などは問題には出ないはずです。出たらビビる。あんまり頑張るつもりはありませんが、せっかくなので、ちょっと大阪に詳しくなるかもしれません。合掌。