ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

闇ファイバー

光ファイバーを使った光通信が広く普及してきており、昔は「インターネットはテレホでする人ばっかりだからアクセスポイントの取り合い」だったというのに、今は「家でありえないぐらいに快適なインターネット環境がととのっている」わけです。

もはや令和チルドレンは知らないと思いますが、テレホーダイというサービスを使うと午後11時から午前8時までは定額で電話し放題、つまり通信し放題だったのです。さっきテレホーダイのことを調べたくて検索してみたのですが、

2024年1月にサービスの提供を終了させていただきます。

と書かれていました。まだサービス提供してたのです。びっくりです。楽天モバイルなんて通信1ギガまで0円だ!と豪語して契約者集めまくっていたというのに、舌の根の乾かぬうちに急に手のひらを返して1ギガまで0円はやめます!最低でも税込1,078円は払え!と言い出して大騒ぎになっているのに、テレホーダイは2024年1月まではサービスを続けるのです。ぶっちゃけもうどこにもニーズはないと思うのでさっさとやめたらええんじゃないかと思うのですが、始めたことはできる限りは続けるという姿勢は好感が持てます。(ちなみにテレホーダイが2024年1月で終わってしまうのは固定電話そのものがIP網による通信に変わってしまうからっぽいです。詳しくは知りません。)

とりあえず楽天モバイルをディスってスカッとしたところで、今回ぐわぐわ団が提唱したいのは闇ファイバーの活用です。そもそも、なぜ光で通信ができるのか、その理屈をわかっていないのですが、光で通信ができる以上、闇でも通信ができないわけはないと思うのです。科学的なことはさっぱりわかりませんが、闇ファイバーを全国に張り巡らせ、世の中の闇という闇を全て闇ファイバーに乗せて活用することにより、闇のない、素敵な世の中に変化することができるのではないかと思うのです。

ちなみに、闇ファイバーの通信速度は14.4kbpsと比較的低速であり、YouTubeはおろか、ぐわぐわ団を読むにも適さないぐらいですが、頑張りましょう。合掌。

三角関数より金融経済を学ぶべきなんてどうかしていると思う

とある衆議院議員が「三角関数より金融経済を学ぶべきではないか」ということで国会でいろいろ議論したとツイートして、なんとなく話題になっています。

ここで藤巻という苗字に引っかかり、ちょっと調べてみたら案の定、この方の息子さんでした。

日本破綻 「株・債券・円」のトリプル安が襲う

「株・債券・円」のトリプル安が襲ってきて日本破綻するそうです。ちなみにこの本が出版されたのが2010年3月5日。この日の日経平均株価の終値が10,368.96円。そして、今日の日経平均株価の終値が26,402.84円で2.6倍になっています。

日本大沈没

こんな本もあります。日本破綻どころか日本大沈没。

モルガン銀行(今のJPモルガン・チェース銀行)の東京支店長を勤めたという肩書きをひっさげて経済人として活躍し、たくさんの本を出版されています。ただ、その出す本出す本全部「もう日本はダメだ!」という悲観的な本ばかりです。同志社大学の教授の浜矩子みたいな感じ。とにかく不安をあおりまくる芸風。

とはいえ、現実は別に日本は破綻していないし、なんやかんやと問題は多いものの、食べるものにも困るかといえばそうでもない。独裁者が国を牛耳っていて自分の思ったことを口にするなんてもってのほかなんてこともないし、隣国からミサイルや戦車でばんばん攻撃されているわけでもないのです。第一、こんなウソ八百のブログを書いていても特高警察が捕まえにこないんだから平和そのものだと言えます。

てなわけで、三角関数より金融経済を学ぶべきというのであれば、まずはお父さんに「どうして日本は破綻もしていなけりゃ大沈没もしていないの?」と聞いてみたらいいのではないでしょうか。

はっきり言って金融経済なんてのは言ったもん勝ちの占いみたいなもんで、いくら頑張って答えを出そうとしても絶対に当たらない、博打みたいなものです。ノーベル経済学賞をとった人がみんなからお金を集めて運用したら大失敗のすってんてんになってしまって「なんで?」みたいなことになったこともあるのです。そんな不確定なちんちろりん*1みたいなものをわざわざ子どもに勉強させる必要なんてないのです。

一方、三角関数はきちんと答えがでるからエラいのです。数学というのはきれいに答えが出るから美しくて面白いのです。物事をきちんと整理して考える力も身に付きます。一方の金融経済は本当にちんちろりんでしかありません。はっきり言って比較するほうがおかしい。こんなことを国会で議論する時間があるなら「サインコサインタンジェントとセブンイレブンいい気分はよく似ているがどうか?」という議論をすべきでしょう。合掌。

*1:サイコロでする賭けごと

そこらじゅうにあふれているNo. 1

先日のNHKのクローズアップ現代『氾濫する“No.1広告”のカラクリ』で、そこらじゅうにあふれているNo. 1をうたう広告にメスを入れるという、なかなかにおもしろいことをしていました。そこらじゅうに「No. 1」があふれているのでもはや「No. 1」にみんなが慣れてしまって広告としての訴求力がなくなっているとか。

ていうか、お客さまの信頼度No. 1!とか言われても「はぁ?」としか思えない自分がいます。もっと素直で純粋な心を持っていたいと思うのですが、実際は「はぁ?」なのです。残念。

「No. 1」なんてのはいわばお手軽な「モンドセレクション金賞受賞」なのでしょう。今さっきふらふらとネットサーフィンをしてみたら、モンドセレクション銅賞受賞なんてのもあるにはあるみたいです。とはいえ、銅賞を取るなんて逆に難しいみたいで、銅賞?それは万象繰り合わせてぜひご賞味したい!となってしまいます。美味しいかどうかは二の次です。

商売というものは真面目にコツコツと堅実な商いをしていたらよいと思うのですが、どうしても爆発的なヒットで濡れ手に泡みたいなウハウハを期待してしまいます。それは人としてわからなくもないのです。本当に美味しいのに知名度がないから売れないというのは悲しいことです。そんな悲しみに寄り添うように悪徳広告代理店が「おたくの商品を何かのNo. 1ということにしてどかんと売り出しましょうや……」と囁いてくるのです。そして、後日広告代理店のおっさんがニタニタしながらWordのワードアートゴテゴテポスターみたいなのを持ってきて「これを街中に貼りまくりまんのや!頑張って貼ってきなはれ!」と言われて「……え?」みたいになるのです。前払いした広告宣伝費のせいでもはや運転資金がカツカツだというのに。

こんなことにならないよう、何かあったらぐわぐわ団に相談することをオススメ致します。ぐわぐわ団はとても誠実ですから「おたくの商品を何かのNo. 1ということにしてどかんと売り出しましょうや……」と提案し、後日Wordのワードアートゴテゴテポスターみたいなのを持ってお邪魔致します。一緒にNo. 1を目指しましょう。合掌。

お天道様は見ています

「お天道様が見ています。悪いことをしてはいけませんよ。」

このようにしつけられた人も多いのではないでしょうか。お天道様というのがポイントで、お天道様≒太陽なのです。お天道様=太陽ではありません。

太陽というのは水素とヘリウムを主成分とする恒星で、核融合反応を起こしてめちょんこなエネルギーを放出しまくっています。核分裂反応ではないことに注意してください。核分裂反応は原子力発電などで使われている化学反応ですが、核分裂の際に人体に有害な放射線を出すため、扱い方が難しいのです。一方で核融合反応は有害な放射線を出すわけではないので、とてもクリーンなエネルギー源として注目されているのですが、とにかく核融合反応を発生させるのが難しく、いろんな国がめちょんこお金を使ってどうにかこうにか核融合反応を発生させるべく頑張っているのですが、まだまだ実用化には至っていません。

そのような核融合ですが、太陽はいとも簡単に核融合をおこなっているのです。そんな太陽に見られているとして、悪いことをしてはいけないと思うでしょうか。核融合をしている水素とヘリウムの塊が「見る」という能動的な行為を行うとは思えませんし、水素とヘリウムの塊が仮に見ていたとしても「悪いことをしてはいけない」という教えにつながる意味がわかりません。

しかしながら、太陽ではなくお天道様という存在であれば、少し考え方が変わってきます。あくまでもお天道様という人格を持つ存在に対して「悪いことをしてはいけない」と考えるのはありえないともいえないのです。

これはどういうことでしょうか。わかりません。適当に書いてなんとなくそこそこそれっぽいかなと思ってがちゃがちゃキーボードを叩いているだけなので、もはや書いている本人がわかっていないのです。

とはいえ、お天道様が見ているから悪いことをしてはいけないのであれば、お天道様が見ていない夜は悪いことをしてもよいということになるため、お天道様が見ていようと、見ていまいと、悪いことをしないに越したことはありません。警察に捕まる。合掌。