iOS9の新機能「コンテンツブロッカー」を使うと、広告なんかを消すことができるようになりました。このコンテンツブロッカー、使い方が意外とややこしくて、しかもそこそこちゃんと使うには有料のアプリを手に入れる必要があるので、どこまで浸透するのかはよくわかりません。アフィリエイトで収入を得ている人たちにとっては死活問題みたいで結構大騒ぎなんですが、負けいくさにはあんまり関係がないんですね。
それよりもなによりも、アメブロを見ていたらしつこく出てくるこういうのがうっとうしいので何とかしたいなと思っていたので、さっそくコンテンツブロッカーを試してみました。まずは一番よく知られている「Crystal」というアプリを試してみると……
変化なし。スクロールしても、ずずっとくっついてきます。仕方がないので、別のアプリ「Peace」を使ってみると……
中身が消えましたが、枠が残ってしまいました。悪くはないのですが、目障り感は残ります。仕方がないので、別のアプリ「Purify」を試してみると……
きれいさっぱり消えてくれました。ということは「Purify」が一番良いのかというと、実はそうではなくて……
「Purify」を使って「Scripts」をブロックすると、先ほどの追従型の広告が消えるのですが、「Scripts」をブロックしてしまうと、Amazonなんかのサイトでいろんな不具合が出てきたりします。スクリプトというのは、簡単に言うとブラウザ上で動くプログラムのことで、いろいろと便利な機能を提供してくれるのですが、「Purify」はスクリプトの機能を全部止めちゃいますから、不便なことも出てくるわけです。
というわけで、私の今のコンテンツブロッカーの使い方はというと、「Crystal」と「Purify」を併用して、Amazonなんかのスクリプトを使ったほうが便利なサイトは「Purify」のホワイトリスト機能を使って無効化しています。慣れるまではいろいろとわからないことも多いので、試行錯誤しまくりです。