iOS9で導入されたコンテンツブロッカー、いろんなブロックするアプリがある中で、一番のオススメは「1Blocker」ですと記事にしましたが、今回はその続き。
「Block URLs」という機能を使えば、自分で広告をブロックすることができるようになります。とはいえ、ややこしいのがその登録方法です。「Block URLs」の画面の下の方にちょこっと英語で登録の際のルールを書いてあるのですが、なんのこっちゃかよくわかりません。
「1Blocker」の独自ルールか何かだと思っていたのですが、実は「正規表現」というルールでもって記述すれば大丈夫なのです。
↑上のサイトで正規表現のルールが事細かく書かれています。とはいえ、全部を覚える必要はないです。上の絵をご覧ください。「.*url\.jp.*」これがどのような意味かと言うと……
「.」任意の一文字
「*」直前の文字を0回以上繰り返し
つまり「.*」で、横は任意の文字列であるということになります。「.*url」と書かれている場合、「guwaguwaurl」も、「http://www.url」も、含むことになります。もっと簡単に言うと、左側はなんでもOKですよ、という表現です。
「\」次に続く文字が特殊文字、リテラル、後方参照、または 8 進エスケープであることを示します。
「\」の使い方も難しく考えなくても、「.」の前には「\」と覚えておけばよいかと思います。上の任意の一文字を表す「.」と違いますよ、という意味合いもあります。
右端の「.*」も左端の「.*」と同じで、右側はなんでもOKですよ、という表現です。
ここまでくると、マニアックな世界にずぶずぶ沈んでいくような気もしますが、自分でカスタマイズできるのはやっぱり便利ですので、ぜひ必要なところだけちょこっと覚えておきましょう。
ちなみに、2ちゃんねるのコンテンツブロッカーのスレにはもっとすごい人がいまして、ブロックするルールをまとめてデータにして、「GoodReader」というアプリを通して「1Blocker」に入れることができるようにしてくれている方がいらっしゃいます。
とにもかくにも、コンテンツブロッカーもうまく使えば、ほんと便利というか、快適になりますので、いろいろと使い込んでみてください。