めっちょ適当に模写をしたワシントンです。
アメリカの初代大統領で、桜の木を切ったことを父親に正直に話したら「なにさらしとんじゃワレ!」とボッコボコにされたという逸話が有名ですが、実はワシントンの子どもの頃にはアメリカ大陸に桜の木が存在しなかったという説もあるんだとか。私の勉強不足かもしれませんが、ワシントンという人、桜の木を切ったことを正直に話したらアメリカの大統領になったというイメージしかありません。とはいえ、桜の木を切ったことを正直に話しただけでアメリカの大統領になれるのだとしたら、世界中はアメリカの大統領だらけです。それこそ、猫も杓子もアメリカの大統領になることでしょう。猫がアメリカの大統領になってしまったら、それはそれで面白いことになると思うのですが、問題は杓子です。杓子というのは、しゃもじのことで、しゃもじがアメリカの大統領になるなんてのはさすがに無理があるというものです。なぜなら、アメリカはパン食ですから。
そんなワシントン、さっそくですが日経新聞の記事にこんな記述が!
【ワシントン=吉野直也】と書かれています。つまり、アメリカの初代大統領ワシントンは吉野直也だったのです。イコールという記号は「等号」すなわち左辺と右辺が全く同じであるということを指し示す記号です。ワシントンが場所を指し示す言葉であったとすると、場所=人物となり、そもそも性質が違うものですので、イコールで結ばれるわけがないのです。吉野直也という地名があるなら、ワシントンも地名として考えられて、イコールで結ぶこともできなくもないですが、それはさすがに無理な話です。どう考えても、ワシントンは初代アメリカ大統領のワシントンなのです。同姓同名のワシントンさんもいらっしゃるかもしれませんが、その場合は名前だけではなく、名字などをつけるはずです。ワシントンとだけ書かれている場合、当然のことながら、初代アメリカ大統領のワシントンと認識されるはずなのです。さて、ワシントンとイコールで結ばれているのが吉野直也です。私は吉野直也と面識はありませんが、イコールで結ばれている以上、間違いなくワシントンなのでしょう。
いきなり、記事の冒頭でしれっと【ワシントン=吉野直也】などという衝撃の事実を伝えてくる日経新聞、あなどれません。