ぐわぐわ団

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おふとんのお世話

お家に帰ると、相方が疲れた様子でお茶漬けをずるずるとすすっていました。「どうしたの?」と聞くと「おふとんのお世話をして疲れた。」とのこと。

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今日は良いお天気だったので、あれもこれも洗濯をしようと頑張って、おふとんまで洗濯機に突っ込んだそうです。ちなみに、おふとんは羽毛布団です。洗濯機で洗われた羽毛ふとんというのは、たっぷり水分を吸い込んでガチガチのダンゴみたいになります。ガチガチでは嫌なので、とりあえずもみほぐそうとするも、一向にガチガチはやわらかくならず、途方に暮れ、どうすればよいのかと思って、いろいろと検索をしてみたそうです。ふとんは干しても2日はかかるし、下手すりゃカビが生えるなんて書いてあるし、コインランドリーに行って乾燥させるのがよいとか書いてあるし、もう少しでガチガチのおふとんを担いでバスか電車に乗って、コインランドリーまで行こうとしたんだとか。おふとんは実に世話が焼けるようです。

コインランドリーまでガチガチのおふとんを持って行ったとして、乾燥してふかふかになって体積が増えたおふとんを持って帰るなんて不可能であることに気がついて、しばらく外に干してから、家にあるドラム式洗濯機の乾燥機能を使って、30分ごとに片寄っていないかチェックして、ばふばふとしてから乾燥機に戻したり、ただひたすらお世話を続けたところ、なんとか乾燥できたんだとか。ガチガチだったおふとんも、乾燥すればふんわりするようで、ガチガチの時に必死にもみほぐしたのも徒労に終わったようです。

一日中、おふとんのお世話を焼いて、へとへとになって、そんなことになっているとはつゆ知らず。家の中でも、大スペクタクルな出来事が起きているのです。