私のネタ帳に「聞き書き甲子園」と書いてあるんです。どこかで「聞き書き甲子園」という文字を見かけて、聞き書き甲子園って何?となって、ネタ帳に書き込んでおいたようです。そして、そのまま結構な時間放置。
せっかくなので、調べてみました。
上のサイトから、聞き書き甲子園のことがいろいろとわかります。
聞き書き甲子園は「森の名手・名人」「海・川の名人」との出会いを通じて、人と触れ合うことの素晴らしさや、自然の大切さなどを学ぶ活動です。
めっちょこぶっちゃけてしまうと、高齢者に高校生がインタビューして文章を書くという企画ですね。とはいえ、そんじょそこらの高齢者ではなく、造林手、木地師、カヤ葺き師、椎茸栽培、マタギ、船大工、漁師、海女など様々な職種の方々の話を聞いて、文章にするのです。なかなかにおもしろそうですね。
富山県の剥製作りの名人、寺田正義さんってどんな人だろうと考えるとわくわくしますし、埼玉県の田村勝義さんの特殊伐採ってなんだろうかと思いを馳せてみたり。高校生だけにこんな楽しそうなことをさせておくのももったいない。私も参加してみたいと思ったりするわけです。
なお、参加者は交通費とかも支給されるみたいです。
※ 事前研修、名人への訪問、フォーラムに関わる費用(旅費交通費)は主催者が負担します。
なかなか話をきくチャンスのないすごい人に話を聞けて、しかも費用は無料って、どんだけすごい企画なんだか。
ここまで調べて書いて、ようやく思い出しましたが、高校生に聞き書きされる側になって、一文字たりとも文字にはできないようなゲスい下ネタを時間の許す限りぶっ続けでしゃべり倒して、高校生を泣かせるぐらいの悪い老人になるのもいいなぁとぼんやり考えていたのです。なにがいいなぁだか。きっちり調べれば調べるほど、これって参加費無料だし、高校生で時間のあるうちにこういう経験しておけばいいよね〜って純粋に思えるほど素晴らしい企画だというのに。自分の思考回路が残念でなりません。