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どこそこのだれそれ

なにわのモーツァルトと言えば、キダタロー先生です。一方、オーストリアのキダタローがモーツァルトかと言えば、異論を唱える方も多いことでしょう。昔、数学で習った必要条件と十分条件の話です。ややこしかったので、あんまりきっちり覚えてないので、なんとなくでご理解頂ければ幸いです。

「どこそこのだれそれ」って言い回しについて考えてみましょう。なにわのモーツァルトみたいに特定の個人を指すなんてのは特殊な例で、だいたいがぼんわりとした人物像が浮かぶだけです。そういう人がいそうだなぁとか、ちょっとそれは生々しいとか、ものすごーくもんにょりするとか、受け止め方はそれぞれだと思うのですが、ひとつ言えるのが、「どこそこのだれそれ」と自分が言われた場合には、だれそれがどれだけ偉大な人であっても、あんまり嬉しくないということです。

天下茶屋のチェ・ゲバラだと、なんとなくギリギリの感じです。これが、西成のチェ・ゲバラになった途端、生々しさが増し過ぎる感じになります。蒲生四丁目の始皇帝なんてのも、スケールの小ささが微妙な感じですね。

だんだん考えるのが面倒になってきたので、御堂筋線の始発駅から順番にどこそこのだれそれを考えてみましょう。まずは、江坂のムッソ……千里中央ではないですよ、間違えてはいけません。江坂から北は北大阪急行の駅ですので御堂筋線の始発駅は江坂になります。初乗り運賃からして違うんですから。北大阪急行は初乗り運賃が90円です。大阪市営地下鉄の初乗り運賃180円と比べて、どれだけ安いことか。しかも、大阪市営地下鉄は初乗り運賃こそ値下げをしましたが、2区間の切符はいきなり240円と跳ね上がります。いっその事、北大阪急行が大阪市営地下鉄を吸収合併してしまって、大阪市営地下鉄も初乗り運賃90円にしてしまったらよいのではないかと思います。

北大阪急行が何とかして大阪市営地下鉄を吸収合併できないものかと考えるために、北大阪急行のサイトをうろうろしていたら、役員報酬を公表していました。

http://www.kita-kyu.co.jp/company/pdf/yakuinhousyuu27.pdf

pdfファイルです。社長の報酬は21,012,000円だそうです。これが多いのか、少ないのかはわかりません。そもそも、他人の財布の中身を詮索するなんてのは下品なことです。ぐわぐわ団はお上品なサイトです。21,012,000円を初乗り運賃90円で割ったら233,466になるので、約24万人の乗客の初乗り運賃が社長に流れているなんてしょうもない計算をしてはいけないのです。

話がすってんてんになってしまいましたので、この辺で失礼致します。ねむたい。