ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

素人名人会の思い出

コマーシャル!

この前描いた絵、モチーフはおわかりかと思うのですが「素人名人会」です。Wikipediaに書いてあった説明が秀逸過ぎるので、引用させて頂きます。

司会者はハンドマイクは使わず、スタンドマイクで進行。出場者へのインタビューでは、出場者の顔の高さに合わせて、スタンドマイクを斜めに傾けるという配慮が見られた。

 そんな素人名人会の思い出……思い出?

毎回、先に記事のタイトルをしゃしゃっと入力してから(しかもSEOガンガンガン無視の)本文を思いつくままに書くので、たまに破綻するのです。申し訳ございません、嘘をつきました、いつも破綻するのです。素人名人会には出たこともなければ、日曜日に何にもすることがなくて、テレビをぼーっと見ていたら、西川きよしがマイクスタンドを斜めに持って、小さい子どもがマイクに向かって「コマーシャル!」と言うのを見ていた程度です。記憶としても、白いギターとジーンズを渡す番組とごっちゃになるぐらいで、そんな大した思い出があるわけがございません。

とはいえ、素人名人会に関するネタで、史上最強のネタが存在するのです。ご紹介するのは、岡田あーみんの『こいつら100%伝説』2巻の86ページ。ぎっくり腰専門医の何処乃馬野骨男のこのセリフ。

ここはいっぱつ鍼治療 大丈夫です 私はこれを中国で3千年間習ってましたアルネ テレビの素人名人会でも鍼灸部門でこぶんし師匠から敢闘賞をもらったコトヨ

少女漫画雑誌として当時、絶大な支持を集めていた「りぼん」で、こんなセリフを目にするとは思いもしませんでした。少女漫画雑誌に「素人名人会」で「こぶんし師匠」です。ありえないパンチ力。その後、「こぶんし師匠」は桂文枝となられましたが、当時は桂小文枝だったのです。んなこたぁ、どうでもいい。

こいつら100%伝説 上 (集英社文庫 お 34-5)

こいつら100%伝説 上 (集英社文庫 お 34-5)

 
こいつら100%伝説 下 (集英社文庫 お 34-6)

こいつら100%伝説 下 (集英社文庫 お 34-6)

 

 つい最近、集英社文庫で新たに出版されたようです。

とにもかくにも、岡田あーみんの漫画は今読んでも最高です。ぐわぐわ団の記事を書いている際も、多大な影響を受けています。「ここは「こいつら100%伝説」のあのシーンを思い出してもらったらもっと面白いはず!」とか思いながらも、あえて口にすることなくしれっと流したりすることもちょいちょい。

意外と小ネタが多いんですよ、ぐわぐわ団。さっきの「SEOガンガンガン無視」なんてのも……って、これは恥ずかしいからそのままスルーさせてください。