『はじめてのおつかい』は、みんなが楽しめるコンテンツであるのに対して、『さいごのおつかい』は、みんなが楽しめるものではなさそうですね。明日から介護施設でお世話になるおじいさん、最後のおつかいに行くことになりました……
というわけで、みなさんこんばんわ。
「息子がはじめてもらったお給料で買ってくれたプレゼントなのよ。」と、嬉しそうに話をする婦人に対して、「親がはじめてもらった年金で買ってもらったゲームなんだぜ!」と嬉しそうに話をする40代の男性は悲しいどころの騒ぎではありません。同じ「はじめての収入」であるにも関わらず、どこに差があるのでしょうか。何となくわかるのですが、掘り下げれば掘り下げるほど悲しみがこみ上げてくるのです。
逆を考えましょう。「息子が最後の給料で買ってくれたプレゼント」なんてのも悲しいものがあります。息子は来月から無職。辛い現実があります。「親の最後の年金で買ってもらたゲームなんだぜ!」という言葉など、悲しいどころの騒ぎではありません。最後の最後までスネをかじり通した達成感はあるかもしれませんが、息子の来月からの生活がどうなるのか、予断を許しません。
はじめての〇〇、最後の〇〇、どちらもいろいろドラマがあります。