ぐわぐわ団

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スーツケースが嫌い

めっちょこ大きなスーツケースをゴロゴロいわせながら移動している人がたっくさんいらっしゃいます。海外からの観光客の方でしょうか、夜逃げするにしても、もうちょっと荷物はコンパクトになるやんと思うぐらいのどでかいスーツケース。あの海外からの観光客、すなわちインバウンドの方々のスーツケースの中にはいったい何が入っているのでしょうか。

正解は「だるま」です。自分の国から、ごっついスーツケースを空っぽのまま持ってきて、みっちり「だるま」を詰め込んで帰ります。日本のだるまが秘密裏に海外に持ち出されているのです。

こちらのグラフを御覧ください。私がいつものお絵描きアプリを使って適当に描いたグラフです。このグラフから、日本のだるま生産数は年々減少している一方、海外へ持ち出されるだるま数が飛躍的に増えていることがわかります。スーツケースの中にだるまが入っていることの何よりの証拠です。

なぜ、だるまが海外に持ち出されるのでしょうか。その問題に関しては、こちらの円グラフを御覧ください。

だるまが99.8%を占めています。

このように、だるまが海外にどんどん持ち出されており、日本のだるまの数が減少しています。このままでは、2050年には日本にだるまがなくなる計算になります。この計算も適当です。

だるまがなくなる影響は大したことありません。なければないで困ったことになるかと言えば、別に困りません。だるまがなくなることを懸念する意見もないことはないというか、全くないんですが、そういう意見がないのであれば仕方がありません。

つまり、インバウンドのスーツケースには、だるまがみっちり詰め込まれており、その影響により、日本のだるまはどんどん減少の一途を辿ってはいるものの、だからといって大した影響もなければ、だるまの価格も日本のGDPを考えるとごくわずかしかなく、経済に与える影響は計り知れないほど少ないというか、経済に与える影響はないと言い切ってもよいぐらいでしかありません。

もはや、「どうでもよい。」としか言えないのでございます。

それぐらい、私はスーツケースが嫌いなのです。場所を取るし、ガンガン当たってくるし、予想もしないような動き方をして驚かされるし、中身がだるまだとでも思わないとやってられないんですよ。だから、私は旅行に行く時もイケアのビニール袋を使いますし、海外旅行に行く時もスーツケースを使ったことがありません。それ以上に、海外旅行に行ったことがありません。合掌。