ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

犯人はオランウータンです

殺人事件が発生しました。犯人はオランウータンです。

推理小説を書こうとしたのはいいのですが、25文字で終わってしまいました。ぐわぐわ団は1記事あたり1,000文字を目安に書くことにしていますので、残り975文字をどうしたらよいのでしょうか。実に困ったことです。

仕方がないので『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』というドラマの紹介をすることにします。

毎週火曜日の午後9時から放映されている、吉田羊主演の医療ドラマです。どんなドラマかと言いますと、まずは患者が運ばれて来ます。何の病気かわかりません。とりあえず、あーだこーだと会議をして当てずっぽで治療を開始します。どんどこ薬を投与していきます。症状が悪化します。ほとんどの場合、挿管したりなんじゃかんじゃで命は助かります。何の病気かわかりません。うわー、どうしようってなったら、吉田羊が亡くなった娘の幻覚を見て、それがきっかけで病気が何なのか判明します。特効薬みたいなのを投与すれば、患者はけろっと治ります。話によってちょっとずつ違いはあるのですが、だいたいこんな感じです。最初のあてずっぽで治療をして、どんどこ薬を投与するのを見て、医療費の膨張の一因はこのような治療体制にあるのではないかと心を痛める始末です。

最初の会議で、だいたい聞いたことのない病気だということになって、効かないどころか悪化させる治療がはじまって、最後にやっぱり聞いたことのない病気だということがわかります。風邪だと思ったら梅毒だったみたいな、わかりやすい病気ではありません。だいたい、カタカナでうじゃっとした感じの病気です。

医療ドラマのいいところは、なんとなく難しい名前の病気を出しておけば、それっぽく聞こえるというところです。八百屋のドラマではこうはいきません。大根だと思っていたが、パプリカだった!みたいなドラマを作っても、アホかと一笑に付されるだけです。でも、医療ドラマだったら、とりあえずややこしい名前の病気を出しておけば、なんとなくリアルに見えるんですから、こんな素晴らしいことはありません。

褒めているんですよ。

このレディ・ダ・ヴィンチの診断ですが、病院長の役を高橋克典が演じています。医龍4で全米NO.1と評されるほどの天才的な腕をもった脳外科医役を演じていただけに、最終回では脳のオペをしてくれるものと期待してたりします。それぐらい、医龍4の岡村役と今の病院長の役がかぶるのです。医龍4の最終回は、他の話を全く見ていなくても、とりあえず見ればワクワクするのでオススメです。フローコントロールサージェリーとか、サブテンポラルアプローチとか、意味わからんけどワクワクしますよ。合掌。