今週のお題「冬の寒さ対策」
ジブチ共和国に行きましょう。1月でも平均最高気温が28.7度、平均最低気温は21.5度と、20度を下がることはほとんどありません。
外務省: [ODA] 国別地域別政策・情報 ジブチの「基礎教育強化計画」に対する無償資金協力について
このサイトにおいてこんな記載が。
ジブチはアフリカ大陸の北東端、いわゆる「アフリカの角」に位置する人口約63万人、面積は四国の約1.2倍の小国であり、世界最高気温(71.5度)を記録したこともある酷暑の地である。
気温が71.5度というのが、いったいどのようなものなのかがさっぱりわかりません。外気に触れるだけで大火傷を負うのではないでしょうか。寒さ対策どころか、命を危険にさらすようなもんです。
そうそう、ジブチの安全情報も確認しておきましょう。
エトルリア国境付近は「レベル3・渡航中止勧告」が出ています。「レベル3・渡航中止勧告」というのがどんなものかと言うと、相当ヤバい状況です。簡単に言うと、死んでもしらんよ、というレベルなのです。今週のお題は「冬の寒さ対策」です。寒さ対策のために、命を危険にさらすというのも微妙な感じです。
「健康のためなら死んでもいい!」という人はたくさんいらっしゃいますが、似たようなもんです。
話はそれますが、私は、外務省の海外安全ホームページというのが大好きなのです。「レベル4・退避勧告」の国の詳細な様子など、読むぶんにはとても楽しいのです。
例えば、中央アフリカという国は全土に退避勧告が出ています。
治安状態は国内全域に渡り極めて劣悪です。
なかなか書ける文章ではありません。「極めて劣悪」という表現が、なんとも心に刺さります。この国、銃撃戦やら、手榴弾の爆発やら、ぐっちゃぐちゃです。
リビアも全土に退避勧告が出ています。カダフィ大佐が殺され政権が崩壊した後のリビアは、これまたぐっちゃぐちゃです。
私はパスポートを持っていないので、リビアにも、中央アフリカにも、リビアにも行くことができませんが、結局のところ、こたつに入りながら「外務省 海外安全ホームページ」を肴に、のんびりと過ごすのが、冬の寒さ対策なのです。合掌。