ぐわぐわ団

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9秒の壁

日本人、なかなか9秒の壁、破ることできない。これとても残念なこと。いつもいつも何かあるたび今度は9秒台、今度は9秒台って煽るけど、どうしても9秒台ならない。フタ開けるたび、がっくり。これではいけない。なんとかしないといけない。えらい日本語不自由、変な文体で書き始めた、これだめアルね。元に戻そう……

というわけで、陸上の試合が取り上げられるたびに「9秒台」という単語が、ものすごく重くのしかかってきます。言ってるほうは気楽でいいですが、実際に走るほうはものすごいプレッシャーじゃないのかなぁと思うのです。10秒台でも十分速いですし、別に急いでないのなら20秒かけてゆっくり走っても、40秒かけてのんびり歩いても構わないのです。問題なのはゴールまできちんと到着するかどうか、なのです。

どうしても所要時間を9秒台にしたいのであれば、ゴールまでの距離を短くすればいいのです。100メートル先をゴールにするから時間がかかるのです。80メートルぐらい先をゴールにしてしまえば、おそらく足が速ければ9秒台も十分可能でしょう。

何を言っているんだ!100メートル走なんだから100メートル走らなければ意味がないじゃないか!というのであれば、メートル法を改正すればいいのです。100メートルを80メートルぐらいに縮めてしまえば、9秒台も現実味を帯びてきます。メートル原器をぎゅーっと縮めて回るだけですので、怪力さんにお任せしましょう。もしくは、ユリ・ゲラーに。

メートル法を改正するのが非現実的というのであれば、あとは車なり、バスなり、電車を使えばよろしい。超能力を使って、テレポーテーションという方法もありますね、エスパー魔美のように。ユリ・ゲラーは確かテレポーテーションは無理でしたね。

前も書きましたが、エスパー魔美に出てくる高畑さんという男キャラがものすごく好きでして、あれほんとなんとかならんのでしょうか。「魔美くん!」っていう言い方。他に選択肢はあるはずなのに、なぜよりにもよって「魔美くん!」なのでしょうか。解せん。

とにかく、いろんな方法があるんですよ。1秒を1.5秒ぐらいにしてもらうだけでも、9秒台になる可能性は出てきます。ユリ・ゲラーが日本中の壊れた時計をテレビ画面を通してなおしたという逸話がありますので、ユリ・ゲラーに任せたらよろしいんじゃないでしょうか。これで万事解決です。

私としては、そんなに速く走らなくてもいいんですよと、スタート直前の選手に愛を届けたいと思います。合掌。