ぐわぐわ団

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武力衝突を望んでいるわけではない

何の話かというと「蚊」の話です。どうにもこうにも、蚊に好かれているのか何なのか知りませんが、とにかくアホみたいにじゃんじゃか刺されて、かゆくてかゆくて死にそうになるのです。しかも、刺されたあとがプクッとなる前からかゆいもんだから、どこがかゆいのかわからないけどかゆいということになるので、とにかくムヒ塗りまくり。かゆいところに目星をつけて、半径5センチ周辺をぐりぐりぐりぐりムヒ塗りまくるわけですが、目の下とか横とか、ほんと勘弁してほしいのです。指とかも。目の周りにムヒぬって、かゆいわ、目が痛いわ、いっそ殺してくれと思いますもんね。指も地獄ですよ、どこまでムヒ塗ってもかゆい。どうにかならんかと思うのです。

私としては、微量の血液でよければ、喜んで提供してもよいのです。かゆくなければ。蚊が刺したところがなぜかゆくなるのかとか、そういう理屈は別にどうでもよろしい。昆虫博士くんがうんちくを語りたがるところであると思いますが、どういう理屈でかゆいかなど、それは蚊の勝手な言い分であって、私の知るところではないのです。官邸が「かゆみ」ありきで話を進めて忖度しろと言ってきたとしても、そんなことは私には関係のないことで、とにかくかゆいのだけはなんとかしてもらいたい。かゆくしないのであれば、血液の提供も辞さないと、そういう外交的な努力をしたいのです。

武力衝突を望んでいるわけではない、平和的な交渉でもって、このかゆいかゆい地獄からの脱却を図りたいと切に望んでいるわけです。殺虫剤でぷしゅーとしたり、蚊取り線香をガンガンに焚いたり、殺虫ラケットでバチコン!したいわけではないと、声を大にして言いたいのです。蚊の代表との交渉の場を設けて、話し合いをしたいのです。船場吉兆で接待をしろというのであれば、それはそれでやぶさかではありません。何もクリーンな話し合いだけで解決するとは考えていません。どろどろとした裏工作も必要とあらば繰り出す覚悟です。船場吉兆のおかみはお元気でしょうか。

もちろん、マラリアや日本脳炎といった病気を媒介されては困ります。そのあたり、こちら側としては血を提供すると譲歩しているわけですから、マラリアや日本脳炎、そしてかゆみからは手を引いていただければ結構です。私たちはかゆくない。蚊は血液を得る。WIN-WINの関係の出来上がりです。実に素晴らしいことです。

とはいえ、よくよく考えたら、蚊がいなければかゆくなることはないのだから、やっぱり奴らを根絶やしにしたほうがいいのではないでしょうか。微量とはいえ、血液を渡す必要もないのではないかと。さっきのWIN-WINの関係ってどこがWIN-WINなのかと考えると、ちっともWIN-WINではないことに気がついたので、交渉は決裂です。合掌。