ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

『頑張ってるのに稼げない現役Webライターが毎月20万円以上稼げるようになるための強化書』を読みました

頑張っていないし、稼いでもいないし、そもそもWebライターでもないまけもけさんです。なんでこんな本を読んでいるの?と言われると、ぐうの音もでません。ぐう。

Webライターというお仕事に興味はあるのです。文章を書くのは好きですから。でも、文章で稼ぐというのがピンとこないのです。ぐわぐわ団の文章は与太話だから書けているので、売り物になる文章を書けるかというのは別問題です。

そんなぐだぐだとした身の上話はともかく『頑張ってるのに稼げない現役Webライターが毎月20万円以上稼げるようになるための強化書』を読んだのです。教科書じゃなくて強化書なのがポイントなんでしょうね。

この本のキモとなるのは、いかに自分をアピールして売るか?という点になります。文章の書き方とか、取材の仕方とか、そんなのは他の人が書いていますからってことでぶん投げて、とにかくいかに仕事を取るか、仕事を継続していくか、単価を上げていくか、どのようにクライアントと交渉するか、といった内容になっています。Webライターだから文章だけ書けたらいいというわけではなく、営業も必要だし、経営者としての視点も必要ですよという、実にキトキトする内容です。

この本を読んで、引っ張り出してきた本が『ウサギくんと少年ルッコラのマーケティングの物語 50年後も変わらない、売れるモノをつくる10の基本』という本。マーケティング、わかりやすく言うと「モノを売る」ためにはどうすればよいのかが書いてある本です。おカネが大好きなウサギくんと少年ルッコラが発明品を売るために四苦八苦する話を通して、マーケティング理論を知ることができます。

Webライターの本も、要は「自分の文章を売る」ためのマーケティングの実践書です。いかに自分の文章を売るか、自分の文章の価値を高めるための方法が書かれています。順番はどっちでもいいですが、せっかくなので、ウサギくんの本と合わせて読むと良いのではないかと思います。

私の話に戻ります。今のところ文章を書くのは趣味の範囲にとどめていますが、将来的には、世界の盗塁王で野球解説者の福本豊さんのようなスタンスで文章を書きたいと思っています。どういうことかと言うと、福本さんの解説ってどう聞いても居酒屋でおっさんがだべっているだけやんというようなぐだぐだな解説なんですが、聞いてて楽しいんですよね。そういう文章を書きたいと思っています。なんとなくでもわかってもらえたら嬉しいです。合掌。