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読んで損する楽しいブログ

『自信のない部屋へようこそ』を読みました

ayakoさんのブログの記事「雨宮まみ著『自信のない部屋へようこそ』とおしゃれでかわいい部屋作り - Sweet+++ tea time」で紹介されていた本を読みました。

「部屋」に関するエッセイが集められていて、自分にとって居心地のよい部屋を作るのはめっちょこ大変だよね〜って思ったり、思わされたり。

ソファーベッドの真ん中がへこんできたけど、何となく使えるからいいやと思いながら十年が経ち、さすがに「ちょっとこれは、おかしいかも」 と思い始めてから、新しいベッドに寝て「これまで寝ていたあれは、いったい何だったんだろう」と思う瞬間までの流れなど、こうなるのは仕方がないよなぁ〜とニヨニヨするしかありません。

部屋で大きな面積を占めるものを買い換えるのは、こわい。

本当にその通りで、大きな模様替えというのは難しいのです。こちょこちょと本の位置を動かしたりする程度で、私の住んでいるところも、大改造をしたのは物置部屋をこたつ部屋にした一度だけです。

いろいろと「そうだそうだ」と思ったり、逆に「そうかそうか」と思わされたり、何気なく住んでいる自分の部屋を見直すよいきっかけになるというか、とりあえずニヨニヨできる素敵な本です。

こんな感じで締めようと思ったのですが、この本には最後にものすごくものすごい文章が載っています。「意識の低すぎる休日を過ごした罪悪感、どう消す?」というタイトルなのですが、自分自身べよべよと何もせずに過ごす時間が大好きで、実際にべよべよと過ごすのですが、なぜかあまり疲れが取れないのはどうして?という長年の疑問をすっかーんと解いてくれました。

元気が出るとき。それはただ休んだときではなく、楽しいことをしたとき。

「楽しい」というのは、笑ったりするだけではなく、感動したり、夢中になったり、心を動かされたりすることだと定義されているのですが、確かにその通りだな〜と思うのです。べよべよと過ごすだけでは時間が過ぎるだけで、精神的な疲れは取れないんだろうなぁと。

だから、休みの日は外にお散歩に行ったり、本を読んだり、映画を観たり、おしゃべりしたり、いろいろと動いたほうがよいようです。

そして、目が覚めたら夕方だったというときでも、どうすれば有意義に過ごせるかのヒントも書かれています。今日もだらだらだらだらべよべよと過ごしてしまって、どうにもこうにもなっていないのですが、これから鮭のアラを使った粕汁を作って、食べたいと思います。美味しいものを作って食べるのも、楽しい休日の過ごし方……ですよね?合掌。

▼本を読むきっかけになったayakoさんのブログの記事はこちら▼

sweeteatime.hatenablog.com