ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

インターネットを利用する子供のためのルールとマナー集

ぼんやりとネットサーフィンをしていたら、財団法人インターネット協会の「インターネットを利用する子供のためのルールとマナー集(こどもばん)」というサイトを見つけました。1999年12月の初版をざざっと読んでみたのですが、17年前に書かれたとは思えない内容の深さにぎょんぎょんしています。「リンク・転載・引用はご自由にどうぞ」と書いてありましたので、部分的に引用をしながら、みなさんと一緒にルールとマナーを学んでみたいと思います。

インターネットを利用するさいのお約束の基本(きほん)は、2つあります。1つ目の基本(きほん)は「相手のことを思いやる」ことです。インターネットにいる多くの人にめいわくをかけずに、みんなでなかよく楽しくすごすために守らなければならないお約束事です。2つ目の基本(きほん)は「自分の身は自分で守る」です。インターネットにいる悪い人から自分の身を守るためのお約束事です。

インターネットに限らず、生きていくうえでの基本が「相手のことを思いやる」だと思います。そして、ブログを書くうえでも大切なのが「思いやり」です。自由ネコさんのブログの記事『【反面教師】「読まれないブログ」を分析して「読まれるブログ」を目指す』でも思いやりが大切であると書かれていますが、17年も前から同じことが言われていたわけです。罵詈雑言が飛び交うような世界ではなく、相手を思いやる優しい世界こそ、インターネットが目指す理想郷なのです。

書いて良いことと悪いことがわからなくなったら、すぐに先生やおうちの人にみてもらうようにしましょう。インターネットでは、取り消しがきかないことも多いので、じゅうぶんに注意しなくてはなりません。

私自身はそこそこ大人なので、先生やおうちの人にみてもらうわけにもいきませんが、取り消しがきかないことが多いというのはものすごく理解できることです。「恥の多い生涯を送って来ました。」という太宰治の『人間失格』に書かれた一文を思い出すのですが、インターネットどころか、人生は取り消しがききません。たくさんの人の人生の集合体である日本をリセットすると息巻いている人たちがいますが、そうやすやすとリセットされてはたまりません。

たとえば、半角のカタカナは、使ってはいけない文字です。

ツカッタラアカンノカ...

現在のWWWは、本をきちんとならべた図書館というよりも、本がとにかくおいてある倉庫のような状態(じょうたい)です。

なかなかほしい情報(じょうほう)をみつけることができないことも多いようです。このようなときには、インターネットだけにたよらず、図書館で本をしらべる、といったしらべ方もあることをわすれないようにしましょう。

17年前も今も情報のありようはあまり変化がありません。倉庫のような状態のまま、検索エンジンが多少進化した程度です。インターネットだけに頼らず、図書館で本を調べるというのは今なお有効な方法です。逆にSEOだなんだで検索エンジンの情報の並べ方を操ろうとする手法が広がってしまって、 必要な情報が埋もれてしまっていることも多々あります。結局のところ、17年もの間、技術は進歩しても、中身は一緒なんじゃないかと皮肉のひとつでも言って、インテリぶることにします。

もし、自分でWWWにページを作って公開するとしたら、そのページの内容(ないよう)には責任(せきにん)を持ちましょう。いいかげんな内容(ないよう)のページを作って公開してしまうと、そのページをみた人が混乱(こんらん)してしまいます。

あはははは、目が……目がぁー!!!合掌。

▼自由ネコさんのブログの記事はこちら▼

gattolibero.hatenablog.com