ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

ねばーぎぶあっぷ

納豆のお話です。

大阪で生まれ、大阪で育ち、大阪と共に生きてきた私にとって、納豆というのは忌むべき存在でした。あんな腐った臭う豆なんて食べられるわけがない。そんなふうに思っていたのです。

そんな納豆不毛の地である大阪で納豆を作り続けてきた会社があります。

710-bar.co.jp

上のリンクは小金屋食品株式会社のサイトになります。納豆BAR小金庵、なんとなくおしゃれな感じになっています。その小金庵の納豆を相方が買ってきました。

藁で作った納豆は臭いがほとんどしないというのは『美味しんぼ』で得た知識ですが、そんなわけはないと思っていました。藁で作ろうが何をしようが納豆は納豆であり、納豆は臭いがするに決まっているのです。そんなふうに思っていたのです。

とはいえ、ここ小金庵の納豆は本当に臭いがほとんどしません。全く臭いがしないというわけでもないのですが、気にならない程度といえばよいのでしょうか。そして、豆の味が濃く、とても美味しいのです。大阪で生まれ、大阪で育ち、大阪と共に生きてきて、こないだ2週間ほど東京に行ってきた私ですが、そんな私でもここの納豆は食べることができたのです。

納豆は身体にとても良いと聞きます。できることなら納豆を食べて健康な身体を保ちたいです。そして静かに余生を送りたいと思うのですが、まだまだ余生はたくさんあります。びっくりするぐらいに余生だらけです。余生だというのに結構私生活は波乱万丈です。生まれたての赤ちゃんの余生は80年以上だったりするわけですが、これから医療技術が発展すればするほど、余生はどんどん伸びていくのです。

クラウド上に脳の記憶やら何やらを保存することができれば、その時は不老不死が実現するのかもしれません。身体は滅びようとも、精神は滅びることはなく、精神が延々とはてなブログで文章を綴るなんて時代がくるのかもしれません。

身体が滅んでも精神が残る世の中であれば、わざわざ納豆を食べて健康な身体を保つ必要はなくなるため、納豆は食べなくても大丈夫という話になりますが、別にそんな話をするつもりはなくて、単に小金庵の納豆は美味しかったですと言いたいだけだったりします。

納豆が身体によいのは確かにそうかもしれませんが、かといって納豆だけ食べていればよいという話でもありませんので念のため。何事もバランスが大切なのです。バランスを食べて健康になりましょう。合掌。