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懸賞金

大相撲において、買った力士に渡されるのが懸賞金です。もらう前に、ちょんちょんちょんとしてからもらいます。

勝ち力士はこれを右手でみっつ手刀を切ってから受け取るのが現在では普通になっている。

 Wikipediaによると、昔は無造作に受け取っていたものの、見た目がよくないとのことで、昭和の大関・名寄岩がちょんちょんちょんをはじめたそうです。

ここから先はめっちょ不謹慎な話なのですが、凶悪犯罪の捜査に情報提供をするなどして犯人を捕まえるお手伝いをした場合、懸賞金を受け取ることができます。上祖師谷三丁目一家4人強盗殺人事件の場合、懸賞金の上限額は2000万円です。この懸賞金を受け取る時に、右手でみっつ手刀を切ってから受け取りたいと思いました。

……本当に思いつきだけで文章を書こうとすると、こうなるのです。ギリギリセーフなのか、ギリギリアウトなのか、見極めが難しい。今回はギリギリセーフかなぁと思いますが、いかがでしょうか。

ギリギリセーフといえば、大昔にM-1グランプリの予選を見に行ったことがあるのです。確か1回戦だったので、入場料は500円。出てくる人が素人ばっかりで、何組か見たところで「帰ろうかな……」ってなるような、そんな感じ。やっぱりプロはすごい!と思ったわけですが、そんな中、突然現れたのがギリギリセーフというコンビでした。

文章に書くのが難しいコンビで、本当に笑っていいのかどうか、実に悩ましい感じだったのです。コンビの一人が相当のハンディキャップを負っておられる方で、もう一人がその方を「女王さまとおよび!」みたいなノリでムチでバシバシどつくという、ギリギリセーフどころか、スリーアウトチェンジなコンビだったのです。

とはいえ、結局印象に残っているのはギリギリセーフだけでした。その後、テレビで見かけたこともないので、活動されているのかどうか定かではありませんが、背筋が凍るようなネタをもう一度見たいような、見たくないような。

話をちょっと戻しますが、懸賞金をもらうためには、相撲に勝つか、犯人逮捕につながる情報を提供するか、P≠NP予想を解いてしまうか、そんなことをしないと懸賞金はもらえないのです。

特に、P≠NP予想をはじめ、数学の懸賞金問題は骨のある問題ばかりですので、ぜひチャレンジして、懸賞金をもらって、右手でみっつ手刀を切りたいと思います。何と言っても100万ドルですからねぇ。じゅるり。合掌。