NHKのど自慢で丸坊主の中学生が、さだまさしの「関白宣言」を歌っていました。
*画像はイメージです。
個人攻撃をするつもりは一切ありませんし、丸坊主の中学生が何を歌おうが自由ですが、もう少し何とかならんかったのかと言いたいのです。中学生なんてのは未成年じゃないですか。周囲の大人が「関白宣言はどうかと思うよ。」と、やんわり諭してあげるべきではなかったのかと思うのです。
丸坊主の中学生が関白宣言を歌うな!と言いたい。
— まけもけ (@make_usagi) 2018年2月4日
ついつい私がTwitterで叫んでしまいました。
そもそも、関白宣言とはどういう歌なのか。歌詞を書いてしまうとJASRACという怖い怖い団体が「ギブミーサムマネー!」と請求書を片手に脅してくるのでざっくりと内容だけ書きますが、この歌は天正13年(1585年)に関白となった豊臣秀吉の歌であり、俺より先に寝てはいけないと御触れを出し、先に寝たものは容赦無く死罪とした残忍な豊臣秀吉を非難する歌なのです。秀次切腹事件も元を正せば、豊臣秀吉より先に秀次が寝たのがいけないのです。
そんな歌を中学生が歌ってよいわけがありません。
中学生なら中学生らしく、童謡でも歌っておればよろしい。動揺してはいけません。由紀さおりと同様、童謡を歌えばよいのです。
童謡が嫌というなら『ドリフの大爆笑』でも歌えばいいのではないかと思うのです。NHKのど自慢の応募要項を見てみたのですが、決して歌ってはいけない歌というのはありません。実はダメという歌もあるかもしれませんが、表向きはどんな歌でも構わないのです。『ドリフの大爆笑』なら、会場も盛り上がること間違いなしです。
♪ド、ド、ドリフのだいばくしょ〜
ちなみに、この歌はもともと「隣組」という戦時歌謡曲の替え歌だったりします。以上、よろしくお願い申し上げます。合掌。