今日はカレーを作ります。
このカレールー、めっちょこ美味しそうだったんです。辛いカレーは相方が食べられません。私も以前と比べて辛さが苦手になりつつあります。かといって、甘口のカレーは子ども向けみたいな感じで、若干もんにょりしていたんですね。そんな折、スーパーで発見したのがコレ「カレー絶品」です。大人のための甘口、今までありそうでなかったコンセプトだったので、飛びついてしまいました。
ついさっき読了したこの本。マーケティングとは何か?が、わかりやすく書かれています。モノを売るということに対してどのように取り組めばいいのか、何も難しいことはなくて、簡単に言うと買い手の目線で考えるということです。
ただし、買い手といってもいろんな人がいますし、万人受けするようなモノは逆に特徴がなくなってしまって、誰も買ってくれなかったりするのです。
そんなわけで「辛いカレーが食べられない大人」というニッチな部分に切り込んできた「カレー絶品」がすごいなぁと思ったのです。単に甘口なカレールーならたくさんありますが、大人向けなラグジュアリー感を前面に押し出すことで「大人なのに甘口を食べる」という若干のやるせなさを、あえて甘口を食べるという前向きな気持ちに変えてくれるのです。単に安いとか美味しいという価値だけではなく、プラスアルファの価値が商品を売るためには大切というわけです。
というわけで、ぐわぐわ団でも甘口カレーを売るのにどうすればよいのか考えました。大人向けでラグジュアリーなカレーは「絶品カレー」がありますので、もっとニッチなセグメント向けの商品として「ありがたい大仏カレー」はどうでしょうか。
大仏を見るとありがたいと思う人は多いと思います。そして、そんな人向けに甘口カレーを販売すれば、ありがたいと思って買ってくれると思うのです。安いとか美味しいという価値だけではなく、ありがたいという価値を加えることで、他のカレーとは差別化をはかることができるのです。
とりあえず、頑張りましょう。合掌。