ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

『Classic IntelliMouse HDQ-00008』はものすごくものすごいマウスなのです

普段はiMacを使っているのでマウスといえば Magic Mouse なのですが、たまにWindowsパソコンを使わねばならないことがあるのです。そんなとき、今までは『IntelliMouse Optical』というマウスを使っていたのです。

こんなの。横にあるボタンに進むと戻るがそれぞれ割り振られていて、いちいちカーソルを左上に動かして進むだの戻るだのをしなくてすむステキマウスなのですが、すでに生産終了しており、しかもいつ買ったかわからんぐらいに大昔のモノなもんで、ついにマイマウスが狂い始め、シングルクリックしたつもりがダブルクリックになり、自分の思い通りにコトが運ばなくなってしまったのです。シングルクリックがダブルクリックになると、いちいちが引っかかるし、ファイルを選ぶたびに名前の変更を余儀なくされるし、とにかく「キーッ!!」となるのです。

こうなるとどうしようもありません。修理に出すにも保証書もありませんし、何より生産終了しているようなマウスです。新しく買いなおすこともできません。しかも、5ボタンのマウスはいろんなメーカーが作っているのですが、全てマウスの左側にボタンが並んでおり『IntelliMouse Optical』のようなボタン配置のマウスがどこにも売っていないのです。

ボタンの配置ごときでぐだぐだ言いたくはありませんが、自分の馴染んでいるボタン配置が決して主流ではなく、時代によって淘汰されてしまった現実を受け入れることができないのです。

今でも一番かっこいい車は三菱自動車のGTOだと信じてやまない私ですが、これも時代によって淘汰されてしまいました。私の好きなものがなぜ主流にならないのか、もんにょりしまくりです。

それはそうとして、マウスの話。私の欲する『IntelliMouse Optical』がない以上、何か別のものを探さねばなりません。ヨドバシカメラのマウスのコーナーでひとつずつ見本のマウスを試し握りして、自分にしっくりくるものを吟味してきました。

マイクロソフト マウス 有線/USB接続 Classic IntelliMouse  HDQ-00008

マイクロソフト マウス 有線/USB接続 Classic IntelliMouse HDQ-00008

 

マイクロソフトのマウスです。進むと戻るのボタンの配置は自分の理想とは違うのですが、なんとなくマイクロソフトのマウスに行き着きました。そして、このマウスが唯一無比でものすごくものすごい理由、それは握ればわかるのですが……

握ったが最後、離したくないのです。快適な使用感エルゴノミクスデザインとか言っていますので、確かに形も素晴らしいのでしょうが、それよりマウスの材質です。主に親指が触れる範囲がぬっちょりしているのです。硬質ゴムなのかなんなのか、よくわかりませんが、とにかくぬっちょりしています。そして、ぺっちょり手のひらが吸い付くような感じになっています。マウスを握ったが最後、本当になんだこれは!と思うような、そんなぬっちょりぺっちょりなマウスです。こんなの他のメーカーにはなかった(と思う)。

実際、今日一日このマウスを使っていたのですが、ぬっちょりぺっちょりが最高で「嗚呼、ずっとこのマウスを握りしめていたい!」と心の中で何かが叫びます。正直なところ、何もできません。ヤバいマウスです。ぜひ、ヨドバシカメラかどこかで試し握りしてみてください。

マウスの後ろのほうが白く光るギミックも何の意味もないのにうっとりしてしまいます。ものすごくものすごい。マイクロソフトはヤバい。合掌。