ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

見つかったのならおめでとう

ないと言われていた公文書が見つかって、世の中がわーきゃーしています。

ややこしいことは抜きにして、ないと思ってあきらめていたものが見つかったのです。実にめでたいことではありませんか。書いてある内容がどうのこうのという問題は横に置いておくとして、とりあえずなくしたものが見つかったのですから、お祝いするべきでしょう。

探し物はなんですか?見つけにくいものですか?と質問責めにした挙句に、それより僕と踊りませんかと舞踊を強要するような歌が流行するようなとんでもない国において、探しものが出てきたわけですから、尾頭付きの鯛を用意して、オープンカーでパレードをするぐらいの勢いでお祝いをしなければならないのです。少なくとも、本場所で優勝した力士以上のお祝いをするべきではないかと思うのです。

もっと言うと、祝日にしてしまうぐらいでよいのではないかと思います。公文書発見記念日として、祝日にしてしまえばよいのです。そうすれば、みんなでお祝いをすることができます。ケーキ屋さんが大繁盛します。ローソク屋さんも大繁盛します。クラッカーがぼんぼん鳴らされ、日本中でクラッカーの在庫が一掃されます。景気も良くなるのです。実に素晴らしいことです。

ないと思っていた文書が出てくるのは、とにかくめでたいことですし、国民が総出で祝福すべきことですし、なぜ今になって出てきたんだ!などと野暮なことは言わないほうがよいのです。今だからこそ出てきてくれたと思いましょう。子どもが産まれたときに、なぜ今になって出てきたんだ!と怒る人はいないでしょう。公文書は子どものようなものだとお考えください。出てきてくれてありがとうという感謝の心を持つことが大切なのです。

書いてある内容に関しては二の次だと言いましたが、とりあえず書いてある内容に関しては、誰が悪いとかどうとかで犯人探しをするのではなく、悪いことが書いてあるなら前向きに、どうすれば良くなるのかを考えたらよいと思います。

何でもかんでも「辞職しろ!」では、さすがにちょっともんにょりします。合掌。