料理の「さしすせそ」って有名ですよね。
さ=砂糖
し=塩
す=酢
せ=醤油
そ=味噌
そして、調味料を入れる順番は「さしすせそ」の順番、つまり、砂糖→塩→酢→醤油→味噌の順番で入れると良いのです。味噌から入れるなんてとんでもない、なのです。
しかしながら、「さしすせそ」の「せ」と「そ」に、わずかにもんにょりするのです。「せ」は醤油、昔は「せいゆ」と表記していたから「せ」なのですが、今は「しょうゆ」です。「せ」では締まりが悪い。
どうにかして醤油に代わる「せ」のつく調味料はないものか。ぐわぐわ団では調査に調査を重ねてきました。
新潟県妙高市に古くからつたわる、唐辛子を発酵して作る香辛調味料が確か「せ」だったはずだと思ったのですが、残念ながら違いました。
「かんずり」です。意外といろんなスーパーで売られています。わさびの代わりに使うと美味しいそうです。「そうです」と書いたのには理由があって、私は「かんずり」未経験なのです。いつかは食べてみたいと思います。
「せ」は「かんずり」で良いとして、「そ」が味噌なのはやはり許せないものがあります。なんといっても、唯一語尾なのです。「さしすせみ」なら問題はないのですが、「さしすせそ」なのですから、やはりここは頑張るべきでしょう。というわけで、「そ」はソースにします。有無を言わせません。砂糖→塩→酢→せんずりかんずり→ソースが正しい「さしすせそ」なのです。
それはそうと、最強の調味料は何か?という問題もあります。
みなさん、いろいろとご意見をお持ちかと思いますが、ぶっちゃけ「ケチャップ」が最強です。どれだけ味付けに失敗しても、ケチャップをぶちこむだけで全て「ケチャップ味」になります。ケチャップの個性が強すぎて、他の調味料を全て「ケチャップ味」で包み込んでしまうのです。ですので、何かを作って失敗した!と思われた場合、たとえそれが肉じゃがであっても、ケチャップをぶちこみましょう。なんとなく洋風の何かになって、そこそこ美味しくなります。
というわけで、料理が苦手な人はとにかくケチャップを用意しておきましょう。以上です。合掌。