『リズと青い鳥』のBlu-rayが12月5日に出るんです!
4月末に『リズと青い鳥』を観て、あまりの衝撃に言葉を失い、あろうことか『ランペイジ 巨獣大乱闘』の予告編の感想を書きまくるという、映画の感想ブログとしてはありえないことをしでかしてしまいました。*1
その後、もう一度観たくて観たくて、もう一度観に行きました。
みぞれが「ふぐ」とポソっと口にするシーンがありますが、あのシーンでヤられます。なんじゃあれは。不意打ちすぎて死ぬかと思った。
そして、初回に観たときと同じところで、やっぱりヤられます。わかっていても死ぬかと思いました。「ふぐ」のシーンはめっちょこ重要というシーンでもないのですが、あのシーンはBlu-rayが出たら何回も繰り返して観そうで怖い。その部分だけすり減る。
このように、私にとって今年は『リズと青い鳥』がベストオブベストで、これ以上の映画はないと思っていました。『リズと青い鳥』について、いくらでも熱く語ってもよいと言われれば、それこそ鬱陶しい熱量でもって、今でもすぐに3時間は語ります。
ですので、『ペンギン・ハイウェイ』は、まぁおもしろそうだし、家から近いところで上映するし、せっかくだから観にいこうぐらいの感じだったのです。
これがまぁ、めっちょこ楽しいし、ペンギンはかわいいし、ぐっと心を掴まれるというか、とにかく蒼井優が演じるお姉さんがやたらと魅力的なのです。しかし、本当に何にも調べずに行ったもんで、最後に「あ、蒼井優だったのか……」という始末です。主題歌も「これは誰だろう、いい歌……う、宇多田ヒカルか!」という始末です。このへんはネタバレ以前の問題ですので、書いても大丈夫でしょう。
本当に軽い気持ちで観に行ったというのに、よもやのホームラン。実にありがたいことです。予告編を観てもらえればわかりますが、雰囲気はこんな感じです。ちょっとでもピピッと心の針が触れた方にはぜひ、観に行ってもらえたらめちょんこ楽しんでもらえると思います。
ひとつだけアドバイスするならば、わかろうとせずに味わおうとすることです。なんのこっちゃと思われるかもしれませんが、一番のポイントだと思います。
以上、『ペンギン・ハイウェイ』は楽しかったですという感想でした。合掌。