ぐわぐわ団

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「自分いじめ禁止の歌」を聴いて元気かどうかを測ろう

普段はデスメタルとか華原朋美なんかの歌をゴリゴリ聴いているのですが、歌詞なんてぶっちゃけほとんど聞いていないのです。だから、カラオケに行って、歌ってはじめて「この歌はこんなことを言っていたのか!」と思ったりもするのです。

ただ、はらたいらの代わりにクイズダービーに出演したら大橋巨泉に徹底的に数字を詰められて、ぎょんぎょんに罵倒されまくって、しょんぼりとしょげているところに運悪く山城新伍に捕まって、猥談に朝まで付き合わされることになったぐらいにイヤなことが続いたときは、いつもは聴かないような、歌詞がストレートに心に突き刺さる曲が心地よかったりするのです。

そんなストレートな曲の中でも群を抜いてストレート豪速球な歌がこちらです。

「自分いじめ禁止の歌」、ケラケラというバンドのボーカルMEMEさんの歌です。最初から最後までものすごく豪速球でどストレートな歌詞が心にグサグサ突き刺さってきます。『炎のストッパー』津田恒実ではあるまいし、ここまで見事な豪速球を投げることができるのか!と思うほど。百聞は一見にしかずと言いますが、とりあえず一聞してみてください。

明日が嫌だな…って思っても

できるよ 今日までだってのりこえてきたじゃない

たぶん、このあたりが最強の部分です。言われてみると「確かに今までもいろいろとイヤなことがあったけど、それを乗り越えてるから今がある」と気付くのですが、自分に元気がなくてどうしようもないときは、そんなことちっとも思いつきません。

目の前が真っ暗で、大きな壁があって、先が見えなくて、どうにもならないからツラいのですが、過去、同じように目の前が真っ暗で、大きな壁があって、先が見えなくて、どうにもならない時があっても、その時は乗り越えているのです。そうじゃないと、今の自分はいません。当然といえば当然ですが、元気がないときは自分では気が付かないのです。びっくりすることに、全く同じことを違う言い回しで2回言いました。

自分が元気だったら、たぶん歌詞を聴いてくすぐったく感じるのではないでしょうか。逆に、自分に元気がなかったら、この歌で泣いてしまうかもしれません。とにもかくにも是非とも「自分いじめ禁止の歌」を聴いてみてください。「金太の大冒険」なんて聴いている場合ではないのです。

お断りしておきますが、元気になろうと言っているわけではありません。元気でないことに気づくことが大切だと思うのです。無理はしないでくださいな。合掌。