検索流入を増やすには、みんなの興味あるもの、大好きなもの、調べたくなるものについて書けばよいのです。いわゆる「パワーワード」というものです。
そして、そのパワーワードというのが「巨人・大鵬・卵焼き」です。
Wikipediaにも「巨人・大鵬・卵焼き」という項目があるのです。内容はじっくり読んで頂ければと思いますが、とにかく子どもを含めた大衆に人気があるものがこの「巨人・大鵬・卵焼き」なのです。となれば、「巨人・大鵬・卵焼き」で記事を書けば、検索に引っかかり、PVアップで万々歳なのです。
プロブロガーの方たちはこの記事を読んで、こぞって「巨人・大鵬・卵焼き」で記事を書き始めるでしょう。「巨人と大鵬が対戦すればどうなるか!ベスト100!」とか、「大鵬は卵焼きを何個食べられるか!徹底的に調べてみた!」とか、「【大鵬】巨人が卵焼きでランデブー!【大鵬】」とか、ネットの世界が「巨人・大鵬・卵焼き」で大騒ぎとなるのです。
そうしたら、今度はテレビ局が黙っちゃいません。「今こそ、巨人・大鵬・卵焼きがブーム!」みたいな特集を組んで、コメンテーターとよばれる、よくわからない人が「巨人は卵焼きをしっかり食べているから大鵬みたいに強くなれるんですよ」とか知ったかぶって語るのです。語るに落ちるとはこのことです。
もちろん、今はインターナショナルな国際化社会ですから「ジャイアン、バズーカ、エッグファイアー!」ということで、英語圏でも大騒ぎになります。もはや収集がつかなくなって、菅直人がかいわれ大根をばくばく食べたように、トランプ大統領がホワイトハウス前でエッグファイアーをばくばく食べることになります。実に楽しそうですが、これに鶏卵業者が激怒して、これまた大騒ぎになるのです。
世界的な騒ぎになった後で、なぜこのような騒ぎが起きたのか、学者の間で徹底的な研究がなされることになり、結果として『ぐわぐわ団』のこの記事が事の発端であることがわかり、改めて『ぐわぐわ団』が見直されるようになるのです。素晴らしいことです。合掌。