ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

人が言っていることや教科書に書いてあることをすべて信じてはいけないが、ぐわぐわ団に書いてあることは信じよう

タイトルだけ思いついたので文章を書きます。ノーベル賞を取った偉い先生がおっしゃったお言葉です。実にありがたいことです。

『HUGっと!プリキュア』に出てくるキュアアムールの正体はルールー・アムールというアンドロイドなんですけどね、アンドロイドなので基本はあんまり感情の起伏がなくて、淡々と喋るキャラクターなんですけれど、プリキュアに変身して、キュアマシェリの後に「キュアアムール!」って名乗るときだけは、めっちょこ感情豊かで、めっちょこかわいいので、みなさん楽しみにしてください。あの「キュアアムール!」だけで白ごはんが食べられます。

このような基礎研究をがっちりとしているので、近々私にもノーベル賞が頂けるものと信じているのです。いや、ほんと、キュアアムールの研究をずーっとしていたいのですが、基礎研究というのはどうしても軽視されてしまうのです。国からの予算も年々減らされていき、基礎研究なんてみみっちいことをしないで、どかーんと成果が期待できるものを研究しなさいみたいな雰囲気で、今はどちらかというと、どかーんと成果が期待できるみたいなことを言う人がお金をガメて、こつこつと基礎研究を続ける人にはお金が流れない仕組みになりつつあるのです。たぶんそんな感じです。

すると、どういうことが起きるのかというと、「キュアアムール!」と名乗るシーンを録画して、何度も何度も繰り返して観ているうちにビデオテープが伸びてしまうのです。しかしながら、予算がないのでビデオテープを買い直すことができないのです。これでは、研究も前に進みません。

一方で、AIみたいな派手な研究にはどんどこお金が注ぎ込まれます。AIってやたらと重視されていますが、結局のところはビッグデータをもとにした統計でしかないので、巨大なデータを優秀なコンピュータでちくちくと分析するだけなのです。たぶんそんな感じです。だから、進歩といっても、結局は人間のすることの延長でしかありません。

せっかくノーベル賞を受賞した偉い先生が基礎研究に投資を!と呼びかけている今がチャンスです。「キュアアムール!」の名乗り方研究には5億円が必要です。ぜひとも、勝ち取りたいものです。合掌。