ぐわぐわ団

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書類に間違いがあるとき

部下が作成した書類に間違いがあるとき、どう伝えればよいのでしょうか。

おもむろに服を脱ぎ、全裸でパパロダンスを踊りながら「ジェロニモー!」と叫んで、全身で間違いを表現するという方法が一番正しいのですが、その都度服を脱ぐのも大変ですし、女性であれば服を脱ぐのは抵抗があるかと思います。繰り返しますが、最も正しいのは、おもむろに服を脱ぎ、全裸でパパロダンスを踊りながら「ジェロニモー!」と叫んで、全身で間違いを表現するという方法です。ただ、いくら正しいとはいえ、この方法に固執していては話が進みませんので、別の方法を考えます。

上司の威厳を保つためでしょうか、威圧的に「間違っているじゃないか!」と怒鳴りつけたり、叱りつけたりする人がいますが、あれは感心しません。そんなことをしていると、部下が萎縮してしまってコミュニケーションが取れなくなってしまいますし、何より間違えたくて間違える部下などいないのです。

「俺が若いときは、上司に書類を提出するときは、少なくとも3回は見直しをしてから提出したものだ!」みたいな、俺の若かりし頃の武勇伝みたいな、ぶっちゃけどうでもいい話を付け加える人もいますが、それも感心しません。「それで、間違いはなかったんですか?」と聞いたら「当たり前だ!」とさらに怒り出すでしょうが、怒り出すということは、たぶん間違いだらけだったのです。触らぬ神に祟りなしですので、いらぬことは聞かず、そっとしておいてあげましょう。

では、部下の書類に間違いを見つけたときにどうすればよいか、おもむろに服を脱ぎ、全裸でパパロダンスを踊りながら「ジェロニモー!」と叫んで、全身で間違いを表現するという方法が一番正しいというのは置いておくとして、部下の席まで歩いていって「この部分、わからないから教えてくれる?」と、あくまでも下手に立って、間違いに気がついてもらうようにするのがよいかと思います。

明らかに数字が違って誰の目にも一発で間違いがわかるときは「申し訳ないけれど、ここをなおしてくれるかな?」と、お願いをします。

こんな方法だと部下がつけ上がるのではないかといらぬ心配をする人もいるかもしれませんが、間違えるたびに上司が下手に出て、丁寧に指摘してくれたとしたら、次は間違えないようにしようと気をつけるものです。怒鳴りつけたり、叱りつけないと威厳が出せないのであれば、そんな威厳など必要ありません。

上司は部下に仕事をしてもらっているのです。社長は社員に仕事をしてもらっているのです。実際に仕事をしているのは部下であり、社員です。偉いのは部下であり、社員なのです。そのことをきちんと理解しておかねばなりません。

惜しむらくは、私には書類を間違える部下もいなければ、社員もいないので、1人でパパロダンスを踊るしかないということです。残念でした。合掌。