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読んで損する楽しいブログ

読書の秋

今週のお題「読書の秋」

「読書の秋」が終わると「焚書の冬」がやってきます。世界史の授業で習ったかと思いますが、焚書坑儒というのは秦の始皇帝が行った儒家に対する弾圧のことで、実用書以外の本を全部焼き捨てて、始皇帝に批判的な学者460人を生き埋めにしたという、末恐ろしい出来事のことです。

今、秦の始皇帝が復活して「実用書以外は全て焼き棄てろ!」と言われた場合、果たしてどのような本が残るのでしょう。おそらく「anan」のSEX特集号以外の全ての本が焼き尽くされてしまうことになるでしょう。大変なことです。

しかしながら、今のところはまだ秦の始皇帝が復活したという話も噂も聞きませんし、秦の始皇帝が復活したところでスマホも使いこなせないようなおっさんでしかないと思うので、適当にあしらっておけばよいかと思います。

焚書坑儒が行われたのは紀元前213年のことで、すでに2000年以上前のことです。つまり、秦の始皇帝というのは大昔の人なので、エクセルで書類を作らせたら方眼紙みたいな使い方をするし、関数はわからないし、関数を使ったところで「手抜きをするな!」と怒り出して、そろばんで検算させようとする、昔人間なのです。そんなおっさんに「実用書以外は全て焼き棄てろ!」と言われても、恐れてはいけないのです。

秦の始皇帝の話がしたいわけではなく、はてなブログの今週のお題が「読書の秋」なので、とりあえず本の話を書けばよいというのは薄々感づいてはいるのですが、根っからの天邪鬼ですので「読書の秋」について書けと言われた暁には「焚書の冬」について語り出してしまうのも、やむを得ないことなのです。

とはいえ、はてなブログで文章を書かせていただいている者として「読書の秋」というお題を無視するわけにもいかないので、 

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よいこはこの本を読んで中国の勉強しましょう。合掌。