ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

稀勢の里を怖がる姪っ子ちゃん

姪っ子ちゃんが描いた「何か」です。

前に遊んだとき、やたらと2階に行きたがり、何度も階段を上り下りするのが大変なので、おちゃらけて「2階には稀勢の里がいるよ、怖いよ〜」と、思いっきり出まかせを吹き込んだのですが、3歳児の記憶力というのはものすごくものすごいもので、2ヶ月以上も前の出まかせをきっちりと覚えていたのです。私自身は3日前のぐわぐわ団の記事すら覚えていないというのに、姪っ子ちゃんはせっかくの記憶力をやたらと無駄に使っているようです。

今日、海賊ごっこをして遊んでいる最中に「稀勢の里、今日は来ないよね!」と大騒ぎをした挙句、「うわーん!稀勢の里が怖いよぅ!」とギャン泣きして、「ね、今日は稀勢の里来ないよね!」と周りのみんなに同意を求めてさまよいます。

「稀勢の里は休場しているから来ないと思うよ。」と何度もなだめすかして、ようやくご納得頂き、落ち着きを取り戻した姪っ子ちゃん。実に悪いことをしました。反省しきりです。

読者のみなさんはおわかりかと思いますが、悪いことをしたというのは、姪っ子ちゃんに対してではなく、稀勢の里に対してです。初日に右膝を怪我して、苦しい状況の中で何とか横綱としての役割を果たそうと土俵に上がり続けるものの、結果として4連敗してしまい、苦渋の決断でもって休場することになった稀勢の里を、あろうことか姪っ子ちゃんを手玉に取るための道具として使い、結果的に将来の稀勢の里のファンを一人減らすことになってしまったことに対して、悪いことをしてしまったということです。

姪っ子ちゃんは今、眠りから覚めて「とっとこハム太郎」が見たいと駄々をこねまくっています。テレビの画面には豪栄道が映っていたのですが、豪栄道では駄目なようです。「とっとこハム太郎」を画面に映すと、とたんに静かになりました。豪栄道の時とはえらい違いです。なんというか、平和な時間が流れています。とある土曜日のお話です。合掌。