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ギャンギャン怒鳴りつけて叱り飛ばす人の心理について

2歳かそこらの子どもに対して、ヒステリックなまでにギャンギャン怒鳴りつけて叱り飛ばす母親の姿を見て、久しぶりにもんにょりとしました。

育児が大変なのは重々承知しています。私も姪っ子ちゃんと遊ぶと一日でへちょんへちょんになります。いろいろとストレスがたまるのも理解できます。そういうのはわかったうえで、見ているだけでもんにょり。

育児に限らず、いろんなところでやたらとギャンギャン怒鳴りつけて叱り飛ばす人がいますが、例えこちらに火の粉が降りかからずとも、見ているこちらは疲弊します。なんとかならんもんかというのが正直な気持ちなのですが、たぶん、ギャンギャン怒鳴りつけて叱りつける人というのは「期待し過ぎ」だと思うのです。

子どもがおとなしく言うことを聞いたり、お手伝いをしたり、お片付けをしたりして、よい子でいることに「期待し過ぎ」じゃないだろうかと。

この「期待し過ぎ」という心理、実はとっても困りもので、期待し過ぎると褒める気持ちや感謝の気持ちが生まれないのです。子どもがお手伝いをしても当然、お片付けをしても当然、とにかく期待し過ぎているので何をしても当然になるので、褒めることもなければ、ありがとうと言うこともなくなります。これって、ぶっちゃけよくないですね。

やはり、きちんと褒めるときは褒め、ありがとうと伝えるときは伝えねばなりません。それは、相手が子どもであっても、誰であっても同じことです。

こんなことを言うと「子どもに期待をしたらダメだと言うのか!」というお叱りの言葉が飛んできそうなので先にお答えしておきますが、「あなたが子どもの時はどうだった?」と。覚えていないかもしれませんが、おそらく目の前にいる子どもよりもずっとあんぽんたんだったはずです。

これからの未来を担う子どもが、過去のあんぽんたんよりすかたんであっては人類は進化するどころか退化する一方です。だから、期待するのは正しいのです。ただ、期待し過ぎはいけないというだけの話です。何事も程度の問題です。よろしくお願い申し上げます。合掌。