ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

採算度外視

大起水産で売っていた「メガ盛り海鮮丼」です。

どどーんと「採算度外視」と書いてあったので、注文してしまいました。大きな海老の頭がグサッと酢飯に突き刺さっており、我が故郷にあるエッフェル塔を思い出してしまいました。最近、ホラを吹き過ぎて、どこが自分の故郷なのかさっぱりわからなくなっています。そのうち、大阪が故郷だとか言い出しかねず、自制をせねばなりません。

採算度外視とのことですので、たぶん原価は1億円ぐらいするのです。これを売れば売るほど大起水産が大赤字になって倒産することになるのです。私がその引き金を引いたことになるので、大起水産の社員のみなさま、関係者の方々、そして大起水産のファンのみなさまには誠に申し訳ないことをしたと思います。この場を借りて、お詫び致します。採算度外視の商品を注文してしまい、誠に申し訳ありませんでした。

冗談はほどほどにして、採算度外視というのは、このように悲惨な末路を思い浮かべてしまうので、決して積極的に「じゃあ注文しよう!」という気にはならないのです。売り手と買い手はどちらが上でどちらが下というものではなく、お互いが対等でなければなりません。そして、買い手は売り手に対して、正当な対価を支払わねばなりません。売り手が採算度外視で赤字を出していては、買い手は一時的に得をしたような気になりますが、実際は売り手は赤字が原因で倒産という憂き目にあい、買い手は商品が買えなくなり、どちらも損をすることになります。

採算度外視のメガ盛り海鮮丼を食べたがために、大起水産は倒産、私も海鮮丼が食べられなくなる、どちらもルーズルーズの関係になってしまいます。

どうしてもエログッズのバイブを思い出してしまうので、口に出すのは恥ずかしいのですが、お互いウィンウィンの関係でなければいけません。採算度外視というのは、決してあってはならぬことなのです。男性の身体の一部を模したエログッズを思い出してしまうので何度も言うのははばかられるのですが、ウィンウィンの関係が大切なのです。合掌。