ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

無所属と有所属

市長選とか知事選によくいるのが無所属です。

あの人たちは所属していないのです。すごいことです。

本来であれば、ホモ・サピエンス・サピエンスに所属しているはずなのですが、それにすら所属していないのです。もはや、何なのかわかりません。

よく、人類をホモ・サピエンスと言う人がいますが、ホモ・サピエンスには約16万年前にアフリカに生息していたホモ・サピエンス・イダルトゥと、現在生息しているホモ・サピエンス・サピエンスの2種類が存在し、ホモ・サピエンスと言うだけでは、ホモ・サピエンス・イダルトゥか、それともホモ・サピエンス・サピエンスのどちらを指すかがわからないので、きちんと使い分けるほうがよさそうです。

それでなくても、ネアンデルタール人をホモ・サピエンス・ネアンデルターレンシスとしてホモ・サピエンスに含むとする学説もあり、いろいろとややこしいことになっているのです。とりあえず、私たちはホモ・サピエンスに所属しており、もっと正確に言うとホモ・サピエンス・サピエンスに所属しているのです。ホモ・サピエンスに所属しているという言い方では、もしかしたら16万年前に生息していたホモ・サピエンス・イダルトゥと間違えられる可能性も否定できません。

もし、この記事を読んでいるあなたがホモ・サピエンス・イダルトゥだったとしたら、それはそれで大変なことなので、できるだけ対外的にはホモ・サピエンス・サピエンスであると嘘をついておくほうがよいと思います。そうしないと、世界中の生物学者がわんさかあなたの家の周りに集まってきて、行動を逐一監視されることになってしまうことでしょう。噓も方便と言いますので、平穏な生活を望まれるのであれば、決してホモ・サピエンス・イダルトゥだと公言しないほうがよいのです。

いや、私は正直に生きる!ホモ・サピエンス・イダルトゥとして生きる!というのであれば、信念を貫き通していただければ結構です。そして、選挙に出るときには「ホモ・サピエンス・イダルトゥ所属」として出馬してください。合掌。